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ぬか漬けの驚愕の効果とデメリット!食べ方について洗うか調べた!

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ぬか漬けの効果がたくさんあり過ぎます!健康のためにも美容のためにも、ぬか漬けを食べた方が絶対にいいのですが、残念ながらデメリットも。ぬか漬けのデメリットの解消法も紹介します。

ぬか漬けのぬかは洗うか気になるところですが、食材の漬け方の工夫もお伝えします!ぬか漬けの食べ方は野菜だけではないんです、変わり種のぬか漬けも紹介!

ぬか漬けの身体への効果とデメリットとは!

ぬか漬け

日本には発酵食品がたくさんありますね!納豆、みそ、しょうゆ、甘酒、そしてぬか漬け!発酵食品というだけで健康美容に良さそうですよね!では、具体的にぬか漬けにはどんな効果があるのでしょうか?

米ぬかを発酵させたぬか床に漬けるだけのぬか漬けは、実は野菜の栄養素を高めることがわかっています。ぬか漬けの美味しい漬け方や変わり種の紹介もしていきます。

残念ながらぬか漬けには期待できる効果だけではなく、デメリットもあります。そのデメリットの解消法もお伝えします!

ぬか漬けがもたらす素晴らしい効果!

野菜をぬか漬けにするだけでアップする栄養素はビタミンB1!ぬかには白米の20倍ものビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は水溶性のビタミンですので、ぬか漬けにするだけで野菜にしみ込んでいくんですね。

植物性乳酸菌、酵素

なんといっても発酵食品にふんだんに含まれるのが、植物性乳酸菌です!植物性乳酸菌は生きて腸まで届き、善玉菌のえさとなって善玉菌が増えて悪玉菌を減らします。善玉菌は増えると腸内環境が整って、便秘の改善につながります。

腸内の常在菌の7割は「中間菌」です。中間菌は周りに善玉菌が多いと善玉菌になり、悪玉菌が多いと悪玉菌になるという性質の菌です。発酵食品によって善玉菌を増やしましょう。ちなみに、悪玉菌のえさとなるのはタンパク質だといわれています。

そして、善玉菌が酵素を作り出しますので免疫力が高まり、身体のバランスも整います。便秘改善すると美肌にも期待できますね!

ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンE

ビタミンB1、B2はダイエット効果があるんですって!ビタミンB1は糖質の代謝を助けて、エネルギーに変えるという働きがあります。B2は脂質の代謝を助けてくれます。糖質と脂質をコントロールしてくれますので、ダイエットに向いている栄養素なんですね!

きゅうりには栄養素がほとんどないといわれていますが、ぬか漬けにするとぬか床の栄養素もバランスよく取り入れることが出来るんです。きゅうりには、ホスホリパーゼと呼ばれる脂肪燃焼酵素が含まれていますのでビタミンB1も一緒に取れるとなると、ぬか漬けにするしかないですね!

ビタミンAは免疫力を維持するのに役立ちます。乾燥肌、似肌にも効果が期待できます。しかし、ビタミンAを撮り過ぎてしまうと頭痛、吐き気など身体に負担がかかりますので注意してください。逆にビタミンAが不足すると夜盲症や角膜軟化症の恐れが。ぬか漬け1人分くらいでちょうどいいですね。

ビタミンEもビタミンAと同じく脂溶性ビタミン。食物油に多く含まれています。抗酸化作用があるので、血液中の悪玉コレステロールの酸化を防いでくれます。

他にもカルシウム、タンパク質、炭水化物、鉄分も少しずつ摂取することが出来るんです。こんなに栄養素がプラスされるので、ぬか漬けを毎日食べたいですね。

ぬか床の材料になる米ぬかにも栄養分がたくさんあります。米ぬかの栄養成分もぬか漬けにすることで、取り入れることが出来るかも知れません。米ぬかを食べるわけではありませんので、参考までにお伝えします!

  • フィチン・・・歯垢を作りにくくする、抗がん作用や抗腫瘍作用に期待、尿路結石や腎結石の予防、心臓疾患や血管疾患の予防
  • フェルラ酸・・・酸化防止、美白効果、高血圧の予防、紫外線吸収、メラニン生成の抑制、アルツハイマー病の予防
  • 植物ステロール・・・免疫力向上、排尿障害改善、コレステロールの吸収抑制、生活習慣病の予防と改善

定番の野菜のぬか漬け!

切り口が水っぽくない野菜なら、なんでもぬか漬けにしてOKです。しかし、玉ねぎなどの香りが強い野菜はぬか床にも香りが移ってしまうので不向き。

熟したトマトも不向きだと思いますが、トマトはナス科なので漬物にしても実はおいしいんです。完熟する前に、切らずにぬか床を別にして漬けてみてもいいかも知れません。プチトマトなら他の野菜と一緒に漬けても水っぽくならないので安心ですね。

毎日少しずつ続けたいぬか漬けでおススメなのは、人参、パプリカ、きゅうり、なす、大根、ミョウガなどの手に入りやすい夏野菜です。

ぬか床をイチから作るとなると、発酵に時間がかかってしまうので、初心者でしたら、すでに発酵されているぬか床を買ってくるのもおススメです!スーパーで売ってますよ。冷蔵庫で保存できますし、毎日混ぜ込まなくてもいいんです。いろいろな野菜を漬け込んでいるうちに、ぬか床にも個性が出てきますので、ゆっくりアレンジしながら楽しみましょう!

ぬか漬け、唯一のデメリットとは?

ぬか漬けのデメリット、それは「塩分」です。ぬか漬けの大根3切れで塩分が0.9gくらいだと言われています。

塩分が気になるという方は、少し水に漬けて塩抜きしましょう。ナスなどの水っぽい食材は軽く絞ってもいいと思います。

ぬか床自体が塩辛いと感じたとき、私はキャベツの芯や大根の根などの捨ててしまうような部分を漬けています。キャベツの芯は食べると意外とおいしいのですが、しょっぱすぎるのは食べない方がいいでしょう。

デメリットとはいえませんが、食材から水分が出すぎるのも困りますね。ぬか床が水っぽくなってしまった時の対処法として、米ぬかを足す、専用の水抜き器で水を抜く、キッチンペーパーで水分を吸い取るなどがありますが、面倒ですよね。

私がおススメしたいのは、乾燥椎茸、乾燥昆布を入れることです!簡単ですし、出汁がぬかに出ますし、椎茸も昆布もそのまま食べたり料理に使えたりしますよ。

切り干し大根もおススメ!お茶パックにまとめてから漬けると楽ちんです。ごま油と和えてナムルにしてもおいしいです。

するめ、鰹節、山椒の実、鷹の爪などもぬか床との相性は抜群です!細かい乾物を後で取り出したいときは、お茶パックに入れてぬか床に入れたらいつでも取り出せます。

しばらくぬか漬けを作らない、旅行で家を空けてしまうなどの理由でぬか床をかき混ぜられないというときは、ぬか床を密封して冷凍しましょう。再度使うときには、冷蔵庫に入れて自然に解凍してください。

ぬか漬けの食べ方の疑問、洗うの?

ぬか漬け

「ぬか」とは、玄米を精米したときの抜け殻のこと。ぬかを洗うか迷ってる方もいるようですが、ぬか漬けのぬかは食べられる舌触りではありませんので、すべて洗い流してしまうのが一般的です。ぬか漬けのぬかが「かす漬け」の酒粕と勘違いされやすいのかも知れませんね。

ぬかを洗い流してしまっても、食材に栄養素がしみ込んでいますので効果はあります。いろいろな食材でつくるぬか漬けの食べ方を紹介します。

変わり種のぬか漬けに挑戦してみよう!

葉物野菜の白菜、レタス、キャベツ・・・一度浅漬けにして水分を程よく抜いてからぬか漬けにします。

ゆでたまご・・・卵は固くゆでて殻をむいてそのまま漬けます。燻製したような味わいに。お弁当にもいいですね!

チーズ・・・プロセスチーズ、モッツァレラチーズをそのまま1~2日ほど漬け込みます。酸味と塩味のバランスが美味しい!オリーブオイルとあらびき胡椒で大人なおつまみに。

アボカド・・・種を取り除いて切り口を下にして漬け込みます。熟したアボカドだと、どろどろになってしまいますので、歯ごたえのあるものを漬けましょう。普通に洗うだけでOKです。皮を取って食べましょう。

豆腐・・・木綿豆腐が向いています。水きりをしてガーゼに包んでぬか床へ。なぜかチーズのような味わいに。

他にも加工食品をぬか漬けにすると一味違った食べ方を実感できます。こんにゃく、魚肉ソーセージもおかずになりますよ。

魚・・・サーモン、サバなどの切り身をぬか床へ。ただし、乳酸菌以外の菌が発生してしまうので、ぬか床は一度きりで再利用はしないように。タッパーやジップロックに個別に入れて漬けましょう。必ず冷蔵庫で管理して漬けます。

魚のぬか漬けはそのまま食べてもいいですし、焼いてもおいしいです。若狭地方の「へしこ」はサバのぬか漬け!昔からよくある食べ方です。

鶏肉・・・ささみがおススメ。熱湯で湯引きして冷ましてから水気をしっかり取って漬けます。ガーゼに包むと洗う手間が省けて楽ですよ。

魚の切り身をぬか漬けにした場合は、洗い流してしまうと水っぽくなってしまいますので、包丁などで魚についたぬかをこそぎ落とすとよいです。キッチンペーパーで包んでから漬けると後処理も簡単ですよ。食べ方を工夫して発酵食品を毎日取り入れましょう!

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まとめ

  • ぬか漬けの効果はたくさんあるが、中でも植物性乳酸菌、ビタミン類を取り入れられるのでおススメ!
  • ぬか漬けは便秘改善効果、ダイエット効果も期待できる。
  • 塩分が多いのがぬか漬けのデメリットだった。
  • ぬか漬けの食べ方は工夫次第!
  • ぬか漬けのぬかは洗うのが一般的。

早速ぬか漬けを食べてみたくなりませんでしたか?塩分が気になりますので、浅く漬けて洗い、軽く絞るといいかも知れません。美味しくてもぬか漬けは食べ過ぎないように、少しずつ毎日取り入れたいですね!

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