茎わかめは好きですか?私はおやつによく食べているのですが、食べ過ぎてしまうと意外な危険性があるというのです!茎わかめが甲状腺に与えてしまうある影響を調べてみました!
茎わかめはヘルシーな印象がありますが、味が付いていますのでカロリーが気になりますよね。茎わかめは売られていることが多い小袋で紹介しようと思います。
茎わかめなど海藻類の食べ過ぎが危険!甲状腺とヨウ素の関係!
ちょうどいい塩加減、コリコリした食感、茎わかめっておいしいですよね!口寂しい時に食べても罪悪感のない茎わかめについつい手が伸びてしまいます。
茎わかめに限らず、海藻は私たち日本人にとって身近な食べ物です。実は海藻を食べる文化というのは世界でも珍しいそうなのです。日本が島国なので、昔から海からの貴重な食糧源だったのですね。
しかし、海藻の食べ過ぎによる危険性もあるそうです。海藻に含まれるヨウ素は人間の生命維持に欠かせないミネラルとして注目されていますが、このヨウ素の摂りすぎも健康に影響してしまうそう。
海藻に含まれるヨウ素とは?
ヨウ素は「ヨード」とも呼ばれています。身近なものでいうと「ヨードチンキ」。消毒薬であるヨードチンキはアルコールにヨウ素を溶かしたものです。
ヨウ素は必須元素の一つで、体内で甲状腺ホルモンを合成するのに必要。体内にヨウ素を取り入れると、血液から甲状腺に集まり、蓄積されていきます。ヨウ素が欠乏すると「ヨード欠乏症」として甲状腺腫というこぶが出来たり、代謝内分泌疾患である甲状腺機能低下症なってしまったりします。
海藻はヨウ素を海水から取り込んで濃縮していますので、海藻を食べる日本人の食生活では自然にヨウ素が摂取されています。しかし、日本人は海藻を日常的に食べてきましたから、ヨウ素の欠乏よりも過剰摂取の方に危険性がはらんでいるといわれています。
昆布は大量にヨウ素を含んでいますので、素干し昆布1gで約2.2㎎。日本人の一日のヨウ素耐用上限量と同じです。昆布の生産地である北海道での海岸性甲状腺腫の原因は海藻の食べ過ぎによるヨウ素の過剰摂取なのではないかといわれています。
食品に含まれるヨウ素は!
ヨウ素の摂りすぎに危険性があることがわかりましたので、食品に含まれているヨウ素の量をお伝えします。1g当たりのヨウ素含有量です。参考にしてみてくださいね。
- 昆布(素干し)…2100~2400μg
- 昆布(刻み昆布)…2300μg
- 昆布(佃煮)…110μg
- ひじき…470μg
- カットわかめ…85μg
- 生わかめ…16μg
- 生めかぶ…3.9μg
- 昆布だし(液体)…19~82μg
- 焼きのり…21μg
- ヨード卵…10~20μg
- しめさば…4.3μg
- 塩さば…1.1μg
茎わかめ、昆布、わかめ、めかぶ、のりなど日本人になじみの深い海藻類。ヨウ素の摂取量は日本人の場合は1日当たり2.2㎎ですが、おかずの一つとして毎日食べる分には問題がないようです。食べ過ぎた分のすべてのヨウ素が甲状腺に蓄積されるわけではありませんから。
昆布や茎わかめのおつまみにハマってしまい、四六時中食べているような状態でなければ、ヨウ素の過剰摂取とはならないと思いますが、何でも食べ過ぎず、適量が一番なんですね。
茎わかめの気になるカロリー、小袋で紹介!
茎わかめは海藻なのでヘルシーですよね!でも市販されている茎わかめは味が付いていますし、カロリーが気になるところ!
おつまみの茎わかめの100g当たりのカロリーは15kcal程。小袋に入っている場合は何袋入っているかで計算してみるといいですね。
茎わかめはカロリーが低いとはいえ、ダイエットにはなかなか向いていない様です。というのも、茎わかめの味付けにはお酢や梅酢が使われている場合が多く、食欲増進につながってしまうそうなんですよね…。
茎わかめには先に書いたようにヨウ素が含まれていますが、ほかにもマグネシウム、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、食物繊維なども含まれています。カロリーが低いしビタミンなども豊富なので、食べ過ぎに気を付けて茎わかめを楽しみたいですね!
まとめ
- 茎わかめの食べ過ぎはヨウ素の過剰摂取につながってしまう!
- ヨウ素の過剰摂取は甲状腺腫や甲状腺機能低下症などにかかってしまう危険性!
- 茎わかめのカロリーは100gで15kcalほど!小袋の数量で計算しよう!
食べやすい海藻類。中でも私は茎わかめが大好きです!でもあまり食べ過ぎてしまわないように程よくが一番ですね!