もち麦ご飯、食に対する意識の高い人が食べるイメージですが意外に安く購入出来て、しかも手軽に調理しやすい食材です。食物繊維が豊富なので、便秘に悩む人にとっては救世主のような存在なのですが、実は夜はダメな食べるタイミングなんです！なぜ夜に食べるもち麦ご飯が逆効果なのか理由を調べました！
もち麦ご飯の食べるタイミングがわかったところで、便秘や美肌に効果的な食べ方を紹介したいと思います！簡単で調理するのに失敗がないもち麦ご飯をぜひ習慣化させたいですね。
もち麦ご飯、夜はダメな理由！栄養価も気になる！
「もち麦」を普通のご飯に混ぜて炊くだけで、手軽に美味しいもち麦ご飯を食べることが出来ます。このもち麦ご飯が便秘解消に効果があるとテレビで紹介され、大人気になりました。
便秘解消と同時に自然にダイエットできるのですから、人気が出るのは当然！スーパーやドラッグストアではもち麦が売れすぎて在庫切れになっていたくらいです。プチプチとした独特の食感が癖になってしまうもち麦ごはん。
実は食べ過ぎたり、食べるタイミングを間違えてしまうと便秘解消どころかおなかが張ってしまって大変なことに！そこで、もち麦ご飯がどうして逆効果になってしまうのか調べてみることにしました。
もち麦って？特徴と栄養価
そもそも「もち麦って何？」という疑問も出てきますが、簡単に言うともち麦は大麦のもちもちした種類の麦です。お米にもうるち米ともち米があるのと同じで、麦にも粘り気があってもちもちした種類があるということです。
もち麦の粘り気はβ（ベータ）グルカゴンによるもの。βグルカゴンの粘り気は糖の吸収を抑制して血糖値の上昇を緩やかにする作用があります。
血糖値が高くなると脂肪を合成する働きのあるインスリンというホルモンが大量に膵臓から分泌されるのですが、血糖値の上昇を穏やかにすることでインスリンの分泌を抑えることが出来るというのです。
もち麦に含まれている食物繊維が便通を良くします。便通が悪い時は、腸内の有害物質が多くなり、その有害物質は血液中に取り込まれてしまいます。それがドロドロ血液。
血流が悪いと細胞の活性が低下し、代謝が落ちて痩せにくくなります。便通が良くなると血流がきれいになり、代謝が上がり痩せやすい体質へと変化するという効果もあるそうです。
「セカンドミール効果」って何？
もち麦には水溶性食物繊維が豊富に含まれています。この水溶性食物繊維には糖質の吸収を穏やかにする働きもあるとか。その働きは次の食事にも良い影響を与えることがわかっていて、「セカンドミール効果」と呼ばれています。
例えば、ランチにもち麦ご飯を食べて十分な水溶性食物繊維を摂取していたとしたら、晩御飯の血糖値の上昇も緩やかになるということ。食後の急激な血糖値の上昇を防ぐことに期待できるということですね。
糖質を抑える食事方法をロカボといい、ダイエットにも効果があると期待されています。もち麦自体は糖質が低い食品ではないものの、血糖値の上昇を穏やかにする働きは、ダイエットにも効果がありそうです！
もち麦ご飯を食べたい！夜はダメなのはどうして？
もち麦には食物繊維が豊富です。夜に食べるものは朝や昼に食べる時よりも消化が遅く、腸やおなかが張ってしまうので苦しく感じてしまう可能性があります。そのため、夜に食べるのを避けた方がいいということです。胃や腸が活発な朝や昼の方が消化吸収の働きもよいので、もち麦ご飯を食べるときは夜ご飯には避けておきましょう。
とはいえ、もち麦ご飯を夜に食べるのが絶対にダメだと言っているわけではないので、継続してもち麦ご飯を食べたい方は、もち麦の割合を減らすのも良い方法だと思います。
もち麦ご飯の効果的な食べ方！
もち麦の美味しい炊き方は簡単です。お米を研いで水を調節した後に、もち麦を50g入れてもち麦用の100mlの水をプラスするだけで適量の水加減になります。あとは普通に炊飯ジャーで炊くだけです。
お米1合に対してもち麦一袋でもいいですし、お米を2合にしてもおいしいです。もち麦10割炊きという食べ方もあるようですが、私はお米に混ぜて炊く方が食べやすくておすすめします。
もち麦は独特な雑穀のにおいがしますので、気になる方は混ぜご飯にするのがおすすめ。塩昆布やゆかりなどの塩気のある混ぜご飯にしておにぎりにすると、もち麦ご飯が冷えてもおいしいです。
冷えたご飯は温かいご飯よりもカロリーの吸収を抑えられることもわかっていますので、もち麦ご飯のおにぎりはダイエットに効果的な食べ方だといえます。
もち麦ご飯には食物繊維が豊富なので、もっと効果的な食べ方は漬物と一緒に食べることなんだそう。漬物の乳酸菌が食物繊維と同時に腸の中に入ることによって、善玉菌の多い腸内環境に整うのだそうです。
腸には日和見菌と言って、菌のえさになる食べ物によって善玉菌になるか悪玉菌になるか決まる菌が多く存在します。日和見菌のえさになる食物繊維を効率よく吸収するために乳酸菌が豊富な漬物が食べ合わせとして抜群なんだとか。漬物は種類を問わず、何でもいいので好みに合わせて選んでもいいでしょう。
食物繊維は便秘に効果的だということはよく知られていますが、便秘がひどすぎる方にとっては食物繊維をとり過ぎることはむしろ逆効果だという意見もあります。普段の食生活で1週間も便秘が続く様なら、病院へ行って専門の医者の治療を施してもらった方がいいと思います。
もち麦ご飯を食べても便秘を解消できない体質の方ももちろんいますので、医師の診断を便秘解消の参考にしましょう。
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まとめ
- もち麦ご飯は食べるのは夜はダメ。朝や昼に食べる方がおすすめ！
- もち麦ご飯を夜に食べるとおなかや腸が張って苦しくなる場合も。
- もち麦ご飯の効果的な食べ方は漬物と一緒に食べること。
手軽においしく健康的に食べられるようになった雑穀が多い中で、もち麦は大ヒットですね！コンビニでも電子レンジで温めるだけのもち麦ご飯も売っています。忙しい時でも欠かさずもち麦ご飯が食べられるので便利ですね！漬物と一緒にもち麦ご飯を食べて、効果を実感してみてください！
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