夏野菜のアスパラ、美味しいですよね!アスパラの味自体はクセがなく、和食にも洋食にも中華にも調理しやすい野菜の一つですね!
アスパラは調理しやすいのですが、どうせなら一番美味しく食べたいものです。アスパラのゆで時間で最適なのは何分かお伝えします!
アスパラの食べられるところは実は新芽の部分なんです。アスパラは根が生きていますので、春になると新しい芽が出てきます。
アスパラは柔らかい茎の部分と穂先を食べますが、栄養が豊富なのは穂先だったので調べてみました!
アスパラのゆで時間、何分がいちばんおいしいのか!
アスパラの調理方法は、ゆでる、焼く、炒めるなどいくつもあります。アスパラのゆで時間は沸騰したお湯で1分ほど。何分もゆでず短いですが、アスパラ自体の余熱で火が通りますので、このくらいのゆで時間がちょうどいい様です。
アスパラにベストなゆで時間でゆでる前に、下ごしらえがありますので紹介しましょう。下ごしらえをしておくことで美味しく、食べやすくなりますよ。
- アスパラを曲げてポキンと折れそうなところから下に向かって皮をむいておく。硬い皮をむいておくと、舌触りが良くなります。
- 三角のうろこのような部分を取り除く。この部分は実は葉が退化した「はかま」と呼ばれている部分。食べてもいい部分ですが硬い「はかま」は食べた特に口に残ってしまします。
- アスパラは灰汁が出ないので、水にさらす必要はありません。
- 沸騰した湯に塩を少々入れて、アスパラの下の軸の部分からお湯につける。 徐々に穂先まで入れて、ゆで時間は約1分間。
- 軸の根元から5㎝くらいのところに竹串を刺してスッと通る様ならゆであがりです。
アスパラを電子レンジでゆでるときは、何分でしょう?お湯にアスパラの栄養が流れ出ませんのでおすすめですが、火の通り具合にムラが出ます。軸部分と穂先の部分と分けて電子レンジにそれぞれかけるのが良いかと思います。
私はゆであがりのアスパラに、出汁入りの醤油とマヨネーズを混ぜたものにディップして食べるのが大好きです。ゆでただけのアスパラで、何分もかからず一品出来ますね!
アスパラの保存方法は?
アスパラは調理もカンタンですが、保存方法もいろいろありどんな料理に使うかによって保存方法を変えるのもいいでしょう。
常温で保存するときは、アスパラが土に生えていた時のように立てて保存するのが良いようです。
アスパラが大量にあるときは、適度に切って冷凍するのがおすすめです。生の状態で冷凍して、冷凍のまま調理しても構いませんので便利ですね!アスパラを冷凍する場合は約1か月を目安に食べきってくださいね。
ゆでて食べるアスパラは、やっぱり生のまま採れたての新鮮な状態をゆでるのがベストですね!
アスパラ、栄養は?穂先の方が豊富だった!
気になるのはアスパラの栄養!アスパラの90%は水分。炭水化物、タンパク質、脂質などの3大栄養素のそんなに含まれていません。
しかし、ビタミンやミネラルは豊富。アスパラの100gあたりのカロリーは22kcalほど。低カロリーですが、他の野菜には含まれていない栄養のあるのだそう。
それと、同じアスパラでも、日光に当てずに生育されたホワイトアスパラには含まれていない栄養もあります。ここで紹介する多くの栄養素を含むのは、グリーンアスパラ。
アスパラの穂先の方は成長し続けているところ。光合成をしているので活発な細胞が詰まっています。アスパラの穂先はこういった理由から、栄養が豊富なんです。
アスパラの穂先の栄養は以下の通り。うまみも豊富なので新鮮なものを選びたいですね。
アントシアニン
アントシアニンはポリフェノールの一種。目に良いとされる紫色の色素が特徴的です。ポリフェノールには抗酸化作用があります。
アスパラの穂先を良く見ると少し紫色です。ここにアントシアニンが含まれているんですね。
アスパラギン酸
疲労回復、免疫力を高める、美肌にも効果があるといわれるアスパラギン酸!「アスパラ」が入っていることから、アスパラ特有の栄養なんですね。
アスパラギンが体内に入ってアスパラギン酸に変化、新陳代謝を促すといいます。
ルチン
アスパラギン酸とルチンが血圧を安定させ、動脈硬化の予防に効果がある期待されています。
他にもアスパラの穂先にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養もあります。アスパラにはオリゴ糖や食物繊維、カリウム、カルシウム、葉酸、カロテンなども含まれます。
アスパラは近年では通年食べられる野菜なのですが、旬は2月~5月。旬の頃に収穫されたアスパラはほんのりと甘く、ホントにおいしい!
旬は過ぎてしまいましたが、アスパラの栄養を考えながら四季折々のアスパラ料理を楽しみたいですね!
まとめ
- アスパラのゆで時間は1分間ほど!あとは余熱で!
- アスパラは何分もかからず、ゆでるだけでも一品出来る!
- アスパラの穂先の栄養は、アントシアニン、アスパラギン酸、ルチンなど!
アスパラはヘルシーですし、栄養豊富です!保存方法もありますが、新鮮なうちにアスパラを頂きましょう!