健康ブームがまだまだ続いていますね!ステイホームのさなかも自炊を始めてみようかなという方もいるかと思います。
今回は健康にも美容にも良いといわれ、人気の五穀米の効果はどんなものがあるのか調べてみました。五穀米は糖尿病にも効果が期待されているそうなので、その理由もお伝えします!
調理するのが難しいと感じがちな五穀米。とはいえ、炊き方は簡単ですので美味しく食べられる割合もお知らせしますね!
五穀米は健康効果抜群!糖尿病になぜ食べた方が良いの?
美容と健康ブームはまだまだ続いていますね。白米は美味しいですが、白米だけを食べるよりも雑穀と一緒に食べる方が、雑穀に含まれる栄養素を摂取できるので、人気が衰えていないのですね。
そして、雑穀は白米と比べても歯ごたえがあるものが多いので、しっかりと噛んで食べることが出来ます。
噛む回数が増えると満腹中枢が刺激されるので、自然とご飯の量が減り、ダイエット効果を期待してる方も多いようです。
そもそも、五穀米って何のこと?
一言で雑穀と言ってもたくさんありますよね、五穀米として市販されているものも多いのですが、5種類と決まっているものではないようです。
古来は五穀のことを具体的に決められていないのですが現代では米・麦・粟(あわ)・豆・黍(きび)または稗(ひえ)を指すことが多いのですが、これらをブレンドしたものを五穀米と呼んでいるそうです。
五穀米でもいろいろな種類の雑穀がブレンドされているものがありますよね。麦にもいろいろありますしね。五穀米に含まれそうな雑穀をご紹介しましょう。
- 黒米…タンパク質、ビタミンたっぷり。黒い色素はアントシアニン。
- 赤米…ビタミンB群をはじめとする栄養素が多く含まれている。
- 黒豆…ポリフェノールを含んだ黒い大豆。漢方でも人気。
- 黒ゴマ…牛乳の約11倍のカルシウムを含んでいる。香ばしさも人気。
- 白ゴマ…必須アミノ酸をバランスよく含んでいる。
- 大麦…精白済みの大麦、歯応えも食べ応えもあり。
- ハト麦…必須アミノ酸が豊富。美容界でも人気。
- もち麦…もちもちした麦のこと。プチプチした食感が人気。
- もち粟…もちもち食感のクセがない味。ビタミン、ミネラルが豊富。
- キヌア…高タンパク低カロリー、スーパーフードとして需要が高い。
- アマランサス…カルシウムが白米の約30倍、鉄分約5倍、食物繊維約8倍!
- 高きび…プチプチ食感が人気。ポリフェノールや食物繊維が豊富。
- 稗…マグネシウムが白米の約3倍、ビタミンB6も含まれる。
- とうもろこし…マグネシウムは白米の約3倍、ビタミンB6を含む。
- もち黍…もちもちした食感の黍。ビタミン、ミネラル、食物繊維、亜鉛が豊富。
- 発芽玄米…GABAが白米の10倍。GABAは脳にいいとされている。
五穀米の効果はこんなにあった!
白米は精白などの処理で、果皮、種皮、胚、胚乳などの部分を取り除いて食べやすくしていますが、実は全粒穀物(ホールグレイン)の方が食物繊維やミネラルが多く含まれています。
白米を五穀米に置き換えることによって、糖尿病や肥満、心臓病などのリスクを低く抑えることが出来るとの研究が発表されています。
炭水化物の食べる量をコントロールする事が出来ると、血糖値に影響するGI値を低く押さえることが出来ます。血糖上昇を緩やかにすることが出来るのです。
食後に血糖値が急上昇すると血糖を下げる働きのあるインスリンが分泌され、高インスリンのリスクがあります。これを防ぐことが出来るのです。
それに、全粒穀物を食べる習慣を続けると睡眠の改善やうつ病予防にもつながるのだそう。
血糖値が急上昇し高インスリンになると、血糖値が下がりますが、興奮ホルモンのアドレナリンやコルチゾールなどが増えてしまい、睡眠を妨げてしまう要因になるようです。
五穀米の炊き方は実はカンタン、白米との割合!
五穀米は白米に混ぜて炊くと食べやすいですし、毎日の習慣に出来ますよね!クセがないように販売されているとはいえ、雑穀はちょっと臭いがありますよね。
五穀米の炊き方で白米との割合はどのくらいがいいのか、調べてみました。
五穀米は25g~30gに米2~3合が美味しく食べられる割合の様です。私は白米が多めの五穀米が好きなので、3合がベストでした。
五穀米ご飯は炊き過ぎたら冷凍すればいいですし、多めに炊いてもOKです。五穀米ご飯の炊き方にも少しコツがありますので、お伝えしますね。
五穀米の炊き方のコツ!
- 白米に対する水の量は炊飯器の目盛り通りにする。
- 雑穀と雑穀用の水を加える。雑穀用の水は雑穀の2倍の量(雑穀25gなら水50g)
- 軽くかき混ぜる。30分ほど吸水させる。
- 炊飯器通りに炊く。数分蒸らす。
- 軽くかき混ぜる。
五穀米ご飯の炊き方では水の割合と吸水がポイントの様に感じます!簡単ですね!
まとめ
- 五雑穀米ご飯は白米に比べて食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富!
- 五穀米を食習慣に取り入れると、糖尿病、不眠、うつ病、肥満の予防に効果があるそう。
- 五穀米ご飯の割合は3合に雑穀25gがおすすめ!
- 五穀米の炊き方にはコツがある!
最近では飲食店でも五穀米が食べられる様になりましたね。定食やおにぎり、カレーなどでも五穀米ご飯を習慣にしていきたいと思います。