最近、ナッツ類が気になっています!今回はカシューナッツの栄養や効果について調べてみました!しかもカシューナッツには白髪にも効果があるとのうわさ!カシューナッツの何が白髪に効くのかを探ってみたいと思います!
栄養価が高いナッツ類。カシューナッツの栄養価やカロリーは1粒どのくらいなのでしょう?食べ過ぎるとどんなデメリットがあるかもお伝えしようと思います。
カシューナッツ、栄養と効果は?白髪に効くのはなぜ!
ナッツ類が気になる私ですが、実はナッツにどんな効果があるかはあやふやなままなんですね…。どうせなら栄養も効果も知っておきたいなと思って、カシューナッツのことも調べることにしました。
カシューナッツに限らず、ナッツ類は脂質が多いイメージの食品ですね。しかし、カシューナッツの脂質は酸化しにくい不飽和脂肪酸のオレイン酸。
オレイン酸はお肌にいいオイル!肌の皮脂の約40%はオレイン酸ですので、カシューナッツを食べるのは身体の内側からケアしている感じがしますね!
カシューナッツはタンパク質も多いんです。ナッツの中では、ピーナッツの次にカシューナッツがタンパク質を多く含んでいます。植物性のたんぱく質は消化にも良く、日本人の体質に合っていますので、積極的に摂取したいですね!
カシューナッツは白髪に効果あり!
カシューナッツは黒髪の生成に効果があるとされています。カシューナッツの何が白髪に聞くのかというと…銅ミネラルなのだとか!確かにナッツ類がミネラルが多い食材なのは知っていましたが、白髪いいんですね。
もしかしたらカシューナッツが白髪にいいというより、黒髪が豊かになり、白髪になるのを防ぐ効果があるのかも知れませんね。
そこで気になるのは、銅ミネラルはどうして白髪を防ぐのかということなのです。銅ミネラルについて調べました。
銅ミネラルは血液中の赤血球を作るのを助ける効果がある様です。貧血予防にもなる栄養素です。銅ミネラルは私たちの身体の中の数多くの酵素になって、白髪の天敵となる活性酸素を除去するという働きがあります。
活性酸素が増えると、細胞を傷つけるので老化が進行してしまいます。黒髪を作るメラノサイトや毛母細胞を酸化させてしまうのが白髪になる原因です。酸化させてしまうことはつまり、破壊させてしまうということ。
黒髪から白髪になってしまう原因は加齢やストレスだといいます。カシューナッツの銅ミネラルがアンチエイジングにもつながるんですね!
こういった抗酸化作用は、血行促進にもつながっていますので、白髪になってしまう原因でのある血行不良の改善します。血行と栄養は毛根にも良い影響があり、豊かな黒髪に必要なんですね!
銅ミネラルが豊富な食品はコレ!
さて、カシューナッツの他にも銅ミネラルが豊富に含まれている食材を紹介しましょう。
- アーモンド
- カボチャの種
- くるみ
- ピスタチオ
- ひまわりの種
- 牡蠣
- レバー
- アボカド
カシューナッツばかりでは栄養が偏ってしまいますので、バランスよく銅ミネラルを含んだ食材を食べるようにしたいですね!
カシューナッツのカロリー1粒は?
カシューナッツも、カシューナッツ以外のナッツも重量の50~60%が脂質。ですのでダイエットには向いていないと思われがちです。しかし、忘れてはならないのはナッツ類の脂質は不飽和脂肪酸だということ!酸化しにくい良質の脂質はダイエットに向いています。
カシューナッツの糖質はアーモンドやくるみに比べて多いのですが、カロリーで見ると比較的低いナッツだと言えます。糖質とカロリーを比べてみましょう。※全て100gあたりの数値です。
- カシューナッツ…糖質・20g、576kcal
- アーモンド…糖質・10.8g、587kcal
- ピスタチオ…糖質・11.7g、615kcal
- くるみ…糖質・4.2g、674kcal
糖質が多いカシューナッツですが、カロリーは少ない様ですね。カシューナッツの1粒は1.3~1.5gとして、カロリー1粒は7~9kcalくらいだと推測できますが、やっぱり食べ過ぎたらカロリー過多になってしまいますね。
なるべく素焼きのカシューナッツを選んで、余分に塩分や脂質を摂ってしまわないように注意しましょう。私もミックスナッツの素焼きのものを食べています。少し意識高い系(?)ですが、塩分過多もカロリー過多も避けたいですもんね。
余談ですが…カシューナッツの真の姿がこちら!
ナッツ類は木の実の種の中の仁であることが多いのですが、カシューナッツのあの勾玉(まがたま)のようなユニークな形はどこの部分なのか、ご存知ですか?ウルシ科のカシュ―の木の実がこちら!
ちょっと衝撃的な姿じゃないですか?!私はこれを見て「キノコやん」って思いましたが、これは「カシューアップル」というれっきとしたフルーツなのです!アップルと付きますが、リンゴの実に形が似ているからですね。
カシュ―アップルは傷つきやすくすぐに果汁が染み出るため、日本では流通していませんが、ベトナムやパナマ共和国などの産地ではそのままかぶりついたりジュースにしたりして食している様子。味はタンニンがあるのでちょっと渋いけど薄い桃のような風味がするのだとか。
カシュ―アップルのジュースは解熱や胃腸の粘膜の保護に効果があるそうで、インフルエンザの治療に飲んでいる原住民もいるのだそうです。また、インドではカシュ―アップルのジュースを発酵させて「フェニー」というお酒を造っているそう。
カシューの木はウルシ科なので、ウルシオールという成分でかぶれてしまうことも。さらに、生のカシューナッツにはアナカルディウム酸やカルドールなどの刺激成分、青酸配糖体であるアミグダリンなどの毒物を含むため、殻ごと炒って高熱処理を行う必要があるんだそうです。
ソラマメみたいな殻付きの生のカシューナッツを、天日干ししてスチームロースト(高温蒸処理)してさらにドライロースト(炒る)し、殻割、殻むき、品質選別してから出荷されます。
販売されているカシューナッツしか知らない日本では、カシューナッツがこんな姿の実とも知らず、カシューナッツを取り出す大変さも知らずにカリポリ食べているわけです。
生産者の方たちに感謝です、美味しいカシューナッツをありがとうですね!もし、カシューナッツの生産国に旅行することになったらカシューアップルのジュースも飲んでみたいです!
まとめ
- カシューナッツは栄養価のある食材!白髪にも効果あり!
- カシューナッツの銅ミネラルが白髪になるのを防ぐ!
- カシューナッツの1粒カロリーは7~9kcal!
- カシューナッツの実の姿が衝撃!
カシューナッツにはまだまだ栄養が豊富でその分様々な効果もあるのですが、今回は白髪にスポットを当てて調べてみました。カロリー1粒もなかなかの高カロリー!美味しいカシューナッツですが、素焼きのものを選んであまり食べ過ぎない様にしようと思います!