日本ではあまり自生していないレモングラス。実はとても使い方が簡単で夏にぴったりの爽やかさが特徴のハーブです。レモングラスの香りに癒されるだけでなく、使い方によってどんな効果があるのか、お伝えしようと思います。
レモングラスは東南アジアではポピュラーなハーブ。お風呂に入れたりハーブティーにしたりと使い方は多岐に渡ります。生活に取り入れやすい使い方を紹介しましょう!
レモングラスの爽やかすぎる夏の使い方、お風呂では入浴剤として!

オリエンタルなアジアン料理の香り付として使われるレモングラス。レモングラスはイネ科の植物で、レモンのような爽やかな香りはシトラールという成分が入っているからです。トムヤムクンスープにはレモングラスが使われているので、辛さの中に酸っぱさと爽やかさがアクセントになっていますね。
料理の他にもレモングラスはアロマエッセンシャルオイルやハーブティとして親しまれているハーブ。レモングラスの香り成分であるシトラールは虫除けの効果があるとされていて、虫除けスプレーとしての使い方もあります。
レモングラスは形状によって使い方が変わってきます。どのような形状のレモングラスがあるのか、チェックしていきましょう。
レモングラスの使い方:生、乾燥、パウダー
レモングラスは生と乾燥したものとパウダー状にしたものが料理に使うときは最適だと思います。レモングラスの苗はホームセンターでも手軽に購入できますが、イネ科なので大きく成長します。苗を育てればレモングラスの生の葉や茎を使うことが出来ますが、収穫時期が初夏から秋のため、旬が限られてしまうでしょう。
生のレモングラスはフレッシュな香りが特徴。香りを強く感じられるのは生のレモングラスが一番です。レモングラスのフレッシュな葉をちぎってお茶にするとリフレッシュ効果があるのでおススメです。
レモングラスのハーブティー
- 生のレモングラスの葉をちぎってお湯を浸す。
- 5分ほど蒸らして香りを出す。
- ミントの葉など他のハーブを足すのもおススメ。

レモングラスの生の葉や茎は収穫してすぐに使うのが風味を損なわず香りを楽しめます。冷蔵保存する時は乾燥しないように保存袋に入れましょう。レモングラスは冷凍保存もできます。保存期間の目安は、冷蔵保存で1週間、冷凍保存で1か月です。
乾燥レモングラスもパウダーのレモングラスも生のレモングラスと使い方は同じです。生のレモングラスより爽やかさは落ちますが、料理にもハーブティーにも使えます。乾燥とパウダーは湿気が天敵!保存場所には気を付けましょう。
レモングラスをお風呂で使う!エッセンシャルオイルの使い方は?

レモングラスはエッセンシャルオイルとしても人気があります。エッセンシャルオイルは口内に入れるのは日本では良しとされていませんので、お風呂やルームスプレーとして使い方をお伝えします。
レモングラスのエッセンシャルオイルは、香りが軽いトップノート。トップノートの香りは揮発するのが比較的早いので、ミドルノートのエッセンシャルオイルと組み合わせるのがおススメです。
お風呂で芳香浴をする時は、エッセンシャルオイルはバスタブにお湯を張って5滴まで。私はレモングラスとスペアミント、ジュニパーベリーの香りを混ぜて使うのがお気に入りです。夏に爽やかで森林浴の気分も味わえます。
レモングラスは東インド産と西インド産の2種類のエッセンシャルオイルがあります。スリランカやマレーシアなどが原産の西インド産のレモングラスのエッセンシャルオイルはシトラールの含有量が比較的少なく、ミルセンという香り成分が含まれるのが特徴。少し土っぽく感じる香りです。
カンボジアやインドが原産のレモングラスのエッセンシャルオイルはシトラールを多く含んでいるのが特徴。レモンの様な香りが強いのは東インド産のレモングラスの方です。
レモングラスのエッセンシャルオイルには抗菌・抗真菌作用があります。雑菌から来るニオイを気にならなくさせる効果がありますので、アロマスプレーやディフーザーなどを使ってお部屋の消臭対策に効果的です。
まとめ
- レモングラスは生、乾燥、パウダー、エッセンシャルオイルがある!
- レモングラスのお風呂での使い方はバスタブに5滴まで!
- レモングラスのエッセンシャルオイルには東インド産と西インド産のものがある!
- えr紋グラスのハーブティーはフレッシュな葉が香りが高い!
レモングラスの爽やかな香りは夏にぴったりですね!使い方が豊富はハーブですので、お風呂でも楽しみたいと思います!レモングラスのハーブティーの入れ方も簡単ですし、他のハーブとの組み合わせもいろいろ試してみたいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!