冬になると咲く花が限られますよね。そんな中でもガーデンシクラメンは色の種類が豊富ですし、最近ではフリル咲きもあってとても華やかです!
ガーデンシクラメンは小さい花を咲かせますが、寒さには比較的強い品種。冬のガーデニングの寄せ植えに挑戦してみましょう。
冬の寒さに強いガーデンシクラメンとはいえ、しおれてしまったり元気が無くなったりすることがあります。そんな時、どのように対処したらいいかお伝えします。
ガーデンシクラメンで華やかな寄せ植えでおしゃれに演出!
シンプルな花弁でもたくさん花を咲かせてくれるガーデンシクラメンは、冬の花に代表される花ですよね!私もシクラメンが大好きな花の中の一つなのですが、ガーデンシクラメンのように小さい花をたくさん咲かせる生命力の魅力に気付き、さらに好きになりました。
ガーデンシクラメンは花も魅力的なのですが、葉も個性的でかわいいですよね。今年はガーデンシクラメンの花も葉も活かした寄せ植えに挑戦してみようと思い、どんな植物と組み合わせたらシクラメンを主役にしてオシャレになるのか、考えてみました。
ガーデンシクラメンってどんな花?
シクラメンの原産は地中海、球根性の多年草です。日本に入ってきたのは、明治時代、ドイツで改良された鑑賞用のシクラメンが輸入されたのがきっかけです。
シクラメンの和名は花の形から「篝火花(カガリビバナ)」と呼ばれたり、球根を豚が食していたことから「ブタノマンジュウ」と呼ばれたり。可憐な花の名前が変なあだ名みたいですね。
ガーデンシクラメンは寒さに強いミニシクラメンを屋外園芸用に品種改良されたシクラメン。4㎝以下の小さい花で株も小さいのでベランダや寄せ植えでも育てやすいのです。
ガーデンシクラメンの花の種類はたくさんあった!
ガーデンシクラメンの花の色は、一般的なシクラメンとほとんど同じ。赤、ピンク、白、紫、青などの他、それらの色のグラデーションカラーや縁の部分にだけ色が付いていたりと、バージョンがあります。花の形は普通の一重咲きの他にフリル咲きやベル咲なども流通しています。
シクラメンの原種は地中海沿岸の山岳地帯。標高1000m以上の寒いところに自生していましたので、寒さに強いんですね。シクラメン・ペルシカムという品種がシクラメンの中でも大きくとキレイな花を咲かせるので、鑑賞用として改良されたようです。
現在のガーデンシクラメンは埼玉県のシクラメンの生産者さんが、ミニシクラメンの耐寒性に着目し、「ガーデンシクラメン」として販売したのが始まりだそうです。その後、品種改良され今の様なガーデンシクラメンが流通するようになりました。ガーデンシクラメンよりも野性味のある原種系シクラメンも人気が高まってきていますよね。
こんな植物を組み合わせるとオシャレ!
ガーデンシクラメンは株が小さいので、寄せ植えにするとかわいいですよね!葉が中心に詰まっていますので、手前に配置するとオシャレ。ガーデンシクラメンのように斑入りの葉を集めると寄せ植えも楽しめます。
シルバーリーフで耐寒性もある「プラチーナ」。緑の葉との寄せ植えはスタイリッシュ!プラチーナはキク科の植物でとても丈夫で育てやすいので寄せ植えでも株分けして少量でも主張できます。
カラーリーフが特徴の「ヒューケラ」。冬でもイキイキとした葉が楽しめますよ。ガーデンシクラメンよりも大きいので、背景にヒューケラを配置して寄せ植えしてみたいです。
葉が可憐な「ハツユキカズラ」。初雪が積もる様に葉が白からピンク、緑へと変わり、秋には紅葉も楽しめます。どんな植物とも相性がいいので寄せ植えにするとアクセントになります。
ビオラも多様な花色が展開されていますので、ガーデンシクラメンの花色と組み合わせるとどんな配色にしようか考えるだけでもワクワクしますよね!
寄せ植えの植物選びに迷ったら、花の色の系統を合わせるとオシャレです。ピンクのグラデーションはかわいらしくまとまりますし、紫系や青系を組み合わせるとクールでスタイリッシュなイメージ。白系だと爽やかで清純な感じがしますよね。
観葉植物とガーデンシクラメンの組み合わせも寄せ植えにぴったり。ヘデラやワイヤープランツがあると、下に垂れ下がって成長するので寄せ植えに立体感が出来てオシャレですね!
価格:4,950円 |
ガーデンシクラメンの選び方と育て方!しおれる時の対処法、どうしてる?
ガーデンシクラメンはたくさん流通していますが、せっかくなら元気な株を購入したいですよね!ガーデンシクラメンの選び方を紹介します!
シクラメンやガーデンシクラメンは、葉の数によって花の数が決まってくるとも言われています。ですので、葉が中央に密集している株を選ぶと間違いがないでしょう。葉の大きさが揃っていることも重要。均等に育ってきた株が元気な株と言えます。
花が苗の中央に揃っている株を選び、つぼみが多いものがオススメです。また、花びらが柔らかくて薄いものより硬くて厚いものを選ぶと耐寒性の強い株と言えるそうです。
そして、品種がきちんと明記されている苗を選びましょう。ガーデンシクラメンとタグに書かれてあるものは、耐寒性のあるシクラメンとして販売しています。ミニシクラメンとしか書かれていないものは耐寒性が必ずあるとは言えません。
また、ポットで販売されている苗は植え替えや寄せ植えを前提としているので、外に植えても大丈夫です。もし、迷うようであれば、店員さんに「外に植えてもいいですか」と聞いてから購入してくださいね。
ガーデンシクラメンの育て方のコツ
ガーデンシクラメンは、鉢植えの場合も地植えの場合も暑さの残る時期に植え替えると株が傷んでしまいます。また、寒くなってから植え替えすると十分に根が張らず、育たない場合も。出来れば11月までには植え替えをしてあげると良いでしょう。
ガーデンシクラメンは浅めに根を張りますので、深さが15~20cmの鉢やプランターでも十分です。容器が深すぎると、水はけが悪くなり根腐れを起こす可能性があります。底石で調整してあげると良いでしょう。
シクラメンは球根が全て土に隠れていしまうことを嫌います。ポットで販売されている球根の位置がベストですので、土をかけ過ぎない様に注意すれば大丈夫です。
小さい苗とはいえ、ガーデンシクラメンが成長することを考えて、苗と苗の間を10~15㎝空けて寄せ植えしましょう。その間に他の植物を寄せ植えしてもいいですね。
ガーデンシクラメンに向いている土は?
ガーデンシクラメンの専用の土も販売されています。赤土と腐葉土のブレンドされた土であれば問題ないでしょう。水はけがいい様にふかふかな土がガーデンシクラメンには相性がいい様です。
【あす楽対応・送料無料】(株)花ごころガーデンシクラメン・シクラメンの土5L 価格:1,292円 |
ガーデンシクラメンがしおれた!
ガーデンシクラメンは冬の寒さよりも夏の暑さの方に弱い植物です。そのため半日陰になる様な場所が生育環境として適しています。湿気がこもるようなところでは風通しが悪く、病気になりがちです。
蒸れてしまい、生育が悪くなることもありますのでなるべく風邪通りがよく、日光が程よく当たるところが好ましいです。ガーデンシクラメンは日光の当たる方に葉を向ける修正があります。鉢に寄せ植えをしたら、時々鉢の向きを変えてそれぞれに日光が当たる様にしてあげましょう。
ガーデンシクラメンがしおれる時は、水が足りていない時。土が乾いていたらたっぷりとあげましょう。しばらくすると復活します。それでもしおれたままであれば、根腐れを起こしているかも知れません。掘り起こして、腐ってしまった根を取り除き、環境のいいところを選んで植え替えをしてあげましょう。
まとめ
- ガーデンシクラメンは耐寒性のあるミニシクラメン!
- ガーデンシクラメンは冬の植物との寄せ植えでオシャレに!
- ガーデンシクラメンがしおれたときは水をたっぷりあげるように!
ガーデンシクラメンは小さい花が密集しているところが魅力的!どんな配色でどんな植物と組み合わせるとオシャレになるか、考えるだけでも楽しいですね!