焼いても刺身でもお寿司でもお吸い物でも干物でも美味しいホタテ!ホタテの焼き方について上下はどっちなのか気になったことはありませんか?ホタテについていろいろ調べてみることにしました!
どんな料理にも合ってしまうホタテの魅力!気になるうま味成分とは?栄養効果はどんなものなのかもお伝えしようと思います!
ホタテの焼き方、意外と知られていない?上下どっち!?
シンプルな味付けでもうま味あふれるホタテ!焼くだけで香ばしく、バーベキューでも主役になってしまう食材ですよね。ホタテには上下があって、焼き方にもコツがありますのでご紹介します。
網の上でホタテを焼くときは、上下を間違えないように!ジューシーなホタテの出汁が流れてしまい、もったいないことに…!ホタテの上下の見分け方は簡単です。
ホタテの白い方、深い方が下。これを間違わなければ貝柱も下に付きますし、出汁も余すことなく頂くことが出来ますよ。しかし、焼き方には手順がありますのでご注意を。
ホタテを焼くときは、先に上を焼いて火を通しておきます。上から良く焼いて熱で貝柱が貝殻から離れたらホタテが開きます。貝殻が開いたら上下をひっくり返しましょう。下から火を通した瞬間からジュワーっと出汁が出てきます。想像しただけでも美味しい!ホタテの上下を間違わなければ、焼き方は簡単ですね。
ホタテのうま味成分!栄養効果に注目せよ!
ホタテって、どんな料理にもばっちり合いますよね!薄味で上品な和食にも、がっつり食べたい中華にも、ホタテの存在感と適応能力の高さがうかがい知ることが出来ます!
干物などの保存食でも噛めば噛むほどうま味が増して美味しいですよね!ホタテのあのうま味の正体はどのようなものなのでしょうか?
ホタテの甘く芳醇なうま味成分の正体は「グリシン」。アミノ酸のなかでもはっきりとした甘みを感じられるのが特徴。ホタテを食べると満足感が得られるのは、グリシンのお陰なんですね!
そしてホタテの独特な味を決定付けるのはうま味のもとになる「コハク酸」と呼ばれるもの。コハク酸は貝類に多く含まれるアミノ酸です。ホタテのコハク酸はアサリの10倍もあるといわれています。アサリも濃く、いい出汁が出ますが、ホタテは別格なんですね!
ホタテの貝柱はうま味が最高ですが、春から夏にかけてグリコーゲンが大量に蓄積されますのでうま味がさらに増すんです!しかも噴火岸湾産のホタテは、グリコーゲンが豊富に含まれています。
噴火湾岸とは、文字通り噴火で出来た湾のこと。噴火で蓄積された石灰岩とかがホタテの生育に影響するのかも知れませんね!ホタテのみならず、ウニや貝類、魚介類の美味しさと噴火湾岸の天然の栄養が比例しているのかも知れませんね。
ホタテの栄養は?
ホタテのうま味成分がわかったところで、栄養やカロリーなども気になりませんか?実はホタテは低カロリー高たんぱく質なのです。つまり、ダイエット中の食材としてぴったりということなんですね!
ホタテにはカルシウムやビタミン、鉄分、亜鉛までも豊富!低カロリーの割に栄養分が豊富なところが嬉しいですね!さらにホタテの栄養効果について調べてみると、目や脳の発達を促す効能もあるみたいなんです。そして、悪玉コレステロールを減らすというタウリンの存在も忘れてはいけませんね。
ダイエット中に積極的に食べたいホタテですが、天然ものと養殖物があることにも触れておきましょう。天然もののホタテは約4年ほどで食べられる大きさになるといいます。それに比べて養殖されたホタテは3年ほどで食卓に上ります。
天然のホタテは4年かかりますので実が締まり、ちょっと硬め。歯ごたえがあるんですね。養殖のホタテは柔らかい貝柱なのでお寿司にもお刺身にも生で食べてもとろける舌触りと甘み。養殖されたことによって、ホタテはますます市民権を得たといえます。
まとめ
- ホタテの焼き方には上下がある!
- ホタテの上下は深みがある方が下。焼くときは上から熱を通すことがコツ!
- ホタテの甘さはグリシン!ホタテの味はコハク酸!
ああ、ホタテが食べたくなってきましたね。ダイエット中でも安心して食べることのできるホタテは最高!貝柱だけではなくヒモも卵巣も美味しいホタテを、余すことなく頂きましょう!