甘くてヘルシーなハチミツ。自然食品なので健康には良さそうなのですが、実は危険が潜んでいます!ハチミツを何歳から食べられるか、なぜ危険なのかをお伝えしようと思います!
ハチミツは健康食品なので食べ過ぎてもいいと思ったことはありませんか?ハチミツもと大量に食べ過ぎるのはよくありません!どうしても肥満につながってしまうので食べすぎ注意なんです。
ハチミツの適切な量はどのくらいなのか、また、ハチミツを食べることで得られるメリットも調べてみました!
ハチミツの何が危険?何歳から食べられる?

砂糖よりもカロリーが少なく、甘くて美味しいハチミツ。洋菓子にもぴったりですし、ドリンクにしても料理に使っても相性が抜群なハチミツ。ヘルシー間食材として知られるハチミツですが、危険性もあるんです!
実は、ハチミツを食べてもいいのは1歳から。ハチミツは何歳から食べられるのかと思っていましたが、1歳未満の子供には与えないでくださいとのことです。
ハチミツは天然食材で、そのまま口にすることが出来ますが、実は菌も潜んでいます。気を付けたい菌は「ボツリヌス菌」です。
ボツリヌス菌は土や川、海など自然の中に普通にいる菌なのですが、ボツリヌス菌が産生するボツリヌス毒素によって神経麻痺や食中毒を引き起こす、ボツリヌス症を発症してしまう危険性があります。
ハチミツに関しては、乳児に与えてしまうと乳児ボツリヌス症を発症させてしまう原因になります。大人がハチミツを食べても平気ですが、1歳未満の乳児の長はまだ未発達なのでもしもボツリヌス菌の芽苞を摂取してしまうと腸のなかで菌が増殖してしまい、産生されたボツリヌス毒素が吸収されて乳児ボツリヌス症を引き起こします。
乳児ボツリヌス症の原因になる食材はハチミツがほとんどだということですので、1歳未満の乳児にハチミツを与えなければ予防できます。
必ずしも、ハチミツにボツリヌス菌の芽苞が潜んでいるとはかぎりませんが、何歳から食べられるか心配な時は腸が発達するまで与えない方が得策です。しっかりとした便がトイレで出来るようであれば腸が発達したという目安になるのかも知れません。
知っておきたい「ボツリヌス症」の危険度
自然の至るところに存在するボツリヌス菌。土壌、海、川などの泥砂中に分布している嫌気性菌で熱に強い芽苞を作ります。ボツリヌス菌の芽苞は低酸素状態で発芽し、増殖すると現在知られている自然界の毒素の中では最強の毒素が産生されます。
乳児ボツリヌス症はハチミツが原因のほとんどですが、食品中でボツリヌス菌が増殖した時に産生されたボツリヌス毒素を食品を一緒に摂取したことで発症するボツリヌス食中毒も危険です。
ボツリヌス食中毒は、ボツリヌスどくそが産生された食品を食べた後、8~36時間で吐き気、嘔吐、視力障害、嚥下(えんか)困難(食べ物を飲み込みにくくなること)などの神経障害があらわれるのが特徴で、重症になると呼吸麻痺によって死亡する例もあるそうです。
ボツリヌス毒素が産生されない様に予防するには、レトルトパウチや缶詰は120℃で4分以上の熱処理がされているので安全ですが、紛らわしい食品もあります。
「要冷蔵」「10℃以下で保存してください」などの記載がある食品は必ず冷蔵庫で保存すること、消費期限のうちに食べきることを徹底してください。
真空パックや缶詰が膨張していたり、食品が異臭を放っていたりする場合は絶対に食べないこと!体内でボツリヌス毒素が増殖しない様にすることが予防につながります。
ハチミツ食べ過ぎ注意の理由とは!

さて、ハチミツを食べ過ぎたときに一番気になるのが糖分の摂りすぎですね。ハチミツのカロリーは100gあたり300キロカロリーほど。同じ量の砂糖のカロリーと比べると100キロカロリーほど低いのですが、やっぱり高いですよね…。
ハチミツの大部分はブドウ糖。大量に食べ過ぎてしまうと中性脂肪が増えてしまいます。ハチミツは食べ過ぎに注意して砂糖の代わりに使うのがカロリーカット出来ますね。
ハチミツの摂取量はどのくらいから食べ過ぎ注意?

ハチミツはそのまま食べることもありますが、ほとんどは他の食品と合わせて食べることが多いですよね。調味料として使用するときもあります。しかし100gでご飯一杯ほどのカロリーがありますので食べ過ぎ注意!
1日にハチミツを食べる量は大さじ2くらいまでが食べ過ぎにならない範囲ではないでしょうか。
カロリーオーバーにならないように注意が必要ですが、咳止めにハチミツ湯を飲む時や疲れやすくなっている時にはハチミツをちょっと食べすぎてもいいかなと思ってしまいます。体調に合わせてハチミツの摂取量を調整してみてくださいね。
まとめ
- ハチミツは何歳から食べられるか、不安な時は腸が成長してから与えるようにしよう!
- ハチミツは乳児ボツリヌス症を発症する原因になる!
- ハチミツは100g300キロカロリー!食べ過ぎ注意!
ハチミツのボツリヌス菌は乳児には危険!何歳から食べられるかというと1歳から与えてもいいとされていますが、個人差がありますので腸が十分に成長してからにしましょう。
ハチミツはカロリーが高い食品のため、食べ過ぎ注意!体調などにを気にしながらハチミツを楽しみたいですね!