寒い日もあったかいお風呂に浸かってリラックスしたいですよね。保湿効果や香りを楽しめる入浴剤ですが、たまには手作りしてみませんか?重曹とクエン酸を使ってオリジナルで作るバスボムを紹介します。
重曹とクエン酸が美容に効果がある理由や、数敵入れるとさらに女子力高めのバスボムを作れるオススメの精油もお伝えします!
香りを楽しめる精油はなんでもOKではありませんので、注意点なども知っておきましょう!
重曹とクエン酸で簡単にお風呂を楽しく!美容にこんな効果がある入浴剤を作ろう!
重曹とクエン酸でお風呂に入れると美容効果があるとして人気のバスボムを作ってみましょう!バズボムは入浴剤なのですが、シュワシュワと溶けていくところからバズボムと名付けられています。
用意するバスボムの材料は手軽に手に入りやすいものばかりです。もちろん、家庭にあるものを利用してもOKです。バズボムの材料はこちら。
- 重曹…100g
- クエン酸…50g
- 食塩…50g
- 水少々
- 精油5滴(無くてもOK)
- 色紅(無くてもOK)…小さじ半分
精油については、香りを楽しむ以外にその精油の持つ植物の効果も後半でご紹介します。まずは、バズボムの作り方を見ていきましょう!
バスボムを作る時の道具として、材料を混ぜるためのボウル、型を用意しておきましょう。霧吹きスプレーがあると便利です。
- 重曹、クエン酸、食塩、色紅をムラなく混ぜます。
- 精油を使うときはここで入れます。しっかり混ぜます。
- 水を少しずつ入れて指で形が作れるくらいにします。水が多いと重曹が溶けて発砲します。
- 型があればぎゅっと詰めます。型が無ければラップでおにぎりのように丸くしてもOK。
- 型から外したら風通しの良いところで1日乾燥させます。
今回のバスボムのような入浴剤を保存するときは、乾燥材も一緒に入れておくと良いでしょう。精油を入れると香り成分は揮発して香りが無くなりますので、なるべく早くお風呂に使ってくださいね。
重曹とクエン酸で美肌効果!
重曹が水と反応するとシュワシュワと炭酸ガスが出ます。炭酸ガスが疲労回復や体の余分な汚れや皮脂を落としてくれますので美肌効果があるんです。
重曹には油汚れを落とす効果がありますので余分な皮脂が落ちます。お肌がすべすべになり、角質が取れて毛穴もキレイになります。重曹はアルカリ性なので酸化してしまった皮脂を落とし、体臭予防にもなります。
重曹をたくさん入れてしまうと肌荒れを起こす原因となります。大さじ3杯くらいの重曹の量が家庭用の浴槽にちょうどいいのでバスボムの大きさも手のひらサイズに作るといいですね。
シュワシュワと溶けていく様を見るのも楽しいですよね。お風呂タイムにぜひ試してみてください。
重曹とクエン酸で作るバズボムに入れたい、精油を紹介!
バスボムに精油を入れて香りに変化を付けてみましょう。選ぶ精油によって効果が違いますので紹介しますね!
リラックスしたいとき
お風呂に入ってから就寝する方が多いと思います。ぬるめのお風呂に長く浸かる方がリラックス効果が高いのですが、香りの力を借りてさらにリラックスしちゃいましょう!
リラックス効果が高い精油は「真正ラベンダー」がオススメ!精油にはケモタイプと言って、植物が生産された土地に由来する性質があります。真正ラベンダーの中でもフランス産の精油の香りが最もラベンダーらしくて、私は好きです。
女子力を高めたいとき
女子力を高めたいなら、甘い花の香りに癒される「イランイラン」やローズのような香りが楽しめる「ゼラニウム」がオススメです。精油もリーズナブルでポピュラーなので、私の中でリピート率が高い精油!
精油が高価ですが、「ジャスミン」「ローズオットー」「ネロリ」の香りも女子力UP!高価な精油を1~2滴にし、3~4滴を他の精油とブレンドしてもステキですね!
花粉症をスッキリさせたいとき
香りを楽しむだけで花粉症がスッキリするのなら試してみたいですよね!花粉症に効果があると言われている精油は「ユーカリ」!
ユーカリには「ユーカリ・グロブロス」「ユーカリ・ラディアータ」など種類がありますが、好きな香りを試してみるのがいいと思います。
ユーカリらしく、クセがないのはユーカリ・グロブロス。ユーカリ・プタスも同じ精油を指します。ユーカリの香りとお風呂の湯気で鼻が通りますので、試してみてくださいね!
気持ちを安定させたいとき
森林の香りがする入浴剤だとリフレッシュできますよね!私がオススメするのは「パイン(松)」「青森ヒバ」「ヒノキ」などの樹木系の精油です。
「ホーリーフ」「ローズウッド」も気持ちを落ち着かせる精油としてオススメです。
これらの精油は香りが軽いトップノート。ベースにすることが多い精油ですが、植物の抗酸化作用がありますので、風邪予防にも使用してみてください。
夏のお風呂上りをスッキリさせたいとき
お風呂上りの汗を素早く引かせるために、「ペパーミント」の精油の力を借りましょう!ペパーミントは入れすぎると刺激が強い場合がありますので、1~2滴でも十分です。
ペパーミントもどんな製油にも組み合わせしやすいので、好きな香りをブレンドして楽しんでみましょう!
注意点もあります!
実は入浴に向かない精油もあります。実は柑橘系の精油はお風呂に入れると肌がピリピリします。柑橘系には光毒性もありますので、お風呂に入れるのは避けましょう。
光毒性のないオレンジスィートも肌がピリピリしてお風呂に入っていられませんので注意!私が実際に柑橘系の精油を使って試してみましたので絶対にやらないでくださいね!本当に不快なくらいピリピリしますよ!
重曹とクエン酸のお風呂は、肌が弱い方が毎日浸かってしまうと負担が大きく、逆効果になってしまう可能性がありますので、2~3日の間をあけた方がいいでしょう。
注意点さえ守れば、楽しくリラックスできるバスタイムになります。重曹とクエン酸でバスボム作りを楽しんでみてくださいね!
まとめ
- 重曹とクエン酸の入浴剤が皮脂や汚れを落とし、美容に効果あり!
- 重曹とクエン酸で作るバスボムに精油を混ぜて香りを楽しもう!
- 重曹とクエン酸は肌が弱い方は様子を見て、毎日浸かるのは避けましょう!
簡単にバスボムを作る方法をご紹介しました!重曹もクエン酸も薬局で購入することが出来ますので、手軽に入浴剤を楽しむことが出来ます。精油も好きな香りを選んで、効果も試してみてくださいね!