毎日飲んでます、緑茶。緑茶はどんな料理にも合いますし、どんなスイーツにも合うお茶ですよね。日本茶と言えば緑茶をイメージしますが、緑茶を飲み過ぎると太るといううわさを耳にしましたので調べてみたいと思います!
緑茶と言っても種類がたくさんあることをご存知でしょうか?抹茶、煎茶、茎茶番茶も緑茶の一種。加えて産地によっても緑茶の味や風味に変化があるのも面白いですよね。
緑茶を楽しむ方法はたくさんありますが、普段から使うことの多い急須で美味しく入れる方法をお伝えします。
緑茶を飲み過ぎると太るってどういうこと!?
初めに、緑茶のカロリーは2~5キロカロリーほど。カロリーはゼロではないものの、低い数値なので飲み過ぎても太るとは考えにくいですよね。でも、どうやらどれだけ飲んでも大丈夫ということではないようです。
今回は身近な緑茶の栄養や効果効能など、飲むことで身体にいいことや、ダイエットのつもりで飲み過ぎたら太るといううわさについて掘り下げてみようと思います。
緑茶が太る原因になる理由とは?
お茶は砂糖やハチミツなどの甘味を加えない限り、カロリーは低いので飲み過ぎたからと言って太るとは思えないのですが、緑茶に含まれるカテキンやカフェインが身体を冷やす効果があるので、代謝が落ちてしまうというのです。
代謝が落ちると体の脂肪を燃やす効果が低くなりますので、痩せにくくなるというわけです。太るというより、痩せにくくなるのですね。
それに、緑茶は東洋医学では「陰」の飲み物。陰の飲み物は食べ物は身体を冷やすといいます。たとえ温めたとしても、陰の飲み物ということには変わりません。緑茶はもともと身体を冷やす作用があるので飲み過ぎない様にした方がいいのですね。
緑茶にも利尿作用があるので尿と一緒に体温が身体の外に持っていかれてしまうことも代謝が下がる要因の一つに挙げられます。また、緑茶の飲み過ぎによるカフェインの過剰摂取は交感神経を刺激して血管を収縮させる働きがあり、この働きもまた体温を下げてしまうのです。
緑茶の一日に飲む適量は?
緑茶に含まれるカテキンは殺菌抗菌効果があるポリフェノールの一種ですし、適度なカフェインは眠気を覚まし、集中力が上がりますよね。
水の代わりに緑茶ばかりを飲み過ぎるのはやめて、成人なら湯呑で一日10杯くらいなら問題はないでしょう。
緑茶にも含まれるカフェインには、脂肪燃焼を助ける作用があるので、運動前や入浴前に飲むといいかもしれません。
しかし、カフェインは適度に摂るとダイエット効果にも役立ちますが、緑茶を飲み過ぎるなどして過剰摂取してしまうとカフェイン中毒になってしまう可能性も孕(はら)んでいますので注意しましょう!
緑茶の入れ方、急須の場合!
緑茶は毎日飲んでいる為か、何となく雑に入れていませんか?実は緑茶にも入れ方があったんです!この機会に緑茶の美味しい入れ方をマスターしましょう!
緑茶の基本的な入れ方
緑茶は基本的に70~80℃のお湯で入れます。飲む時は60°が適温とされています。意外と低い温度のお湯で入れるんですね。
- 人数分の湯のみに沸騰させたお湯をいれる。湯のみを温めておくのとお湯の分量を知るため
- 急須に茶葉を入れる(5~6g、大さじ2杯が3人分)
- 湯のみのお湯をゆっくりと急須にそそぐ
- ふたをして約1分蒸らす
- 湯のみに均等な濃さの緑茶になるように少しずつ入れる
最後の一滴まで残さず湯のみに入れることで2煎目のお茶の雑味が無くなります。同じ入れ方を2~3度まで繰り返し入れることが出来ますが、緑茶の味が変化します。この変化も緑茶の楽しみ方ですよね!
沸騰したお湯を使うことで、お湯の温度も徐々に下げることが出来ますので理にかなっていますよね!
ちなみに、湯のみに持ち手がないのは適温で緑茶を飲むために工夫されているのだとか。昔から緑茶を一番おいしく飲むために考えられていたところが、なんとも粋ですよね!
まとめ
- 緑茶を飲み過ぎると身体を冷やすので代謝が落ちて太る!
- 緑茶は利尿作用があるので、体外に熱を逃がしやすいので代謝が落ちる!
- 緑茶に含まれるカフェインは適度に摂るとダイエットにつながりやすい!
- 緑茶を急須で美味しく入れるには温度が大事!
最近では緑茶専門のお店もあり、産地それぞれの緑茶やお茶の葉の部位や取れた季節によって味に違いがあることも面白く、日本人らしい繊細なお茶であることを再確認させられます。
緑茶を飲み過ぎることはダイエットには逆効果ですが、急須での入れ方を覚えて適度に楽しみたいと思います。