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胡蝶蘭の意外過ぎる育て方、室内がベストな理由とは! 葉が黄色くなるとどうしたらいいのか!

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新装開店などのお祝いに胡蝶蘭を贈ったり頂いたりした方も多いと思ます。胡蝶蘭は意外にも育て方が簡単でしたし、室内の環境が日本では育てやすいようです!

胡蝶蘭は花ばかりでなく、瑞々しく立派な葉にも魅力があると思いませんか?葉が黄色くなるとショックですよね…。胡蝶蘭の生態もふまえ、どうしてなのか解決方法もお伝えします!

胡蝶蘭の意外過ぎる育て方、室内がベストな理由とは!

胡蝶蘭

私が出勤している事務所にもたくさんの胡蝶蘭が届きました!せっかく頂いたのに枯らしてはいけない!と思い、胡蝶蘭の育て方を調べましたよ!!

胡蝶蘭は立派ですし、豪華でエレガントな雰囲気であることから、高嶺の花だと感じていましたが、育て方は本当に簡単!気を付けることにだけ気を付けておけば、胡蝶蘭の花を二回目も咲かせることが出来るようです。

私も挑戦するのは初めてですが、胡蝶蘭の育て方をまとめていきたいと思います。

胡蝶蘭を頂いたら…まずしておきたいこと

豪華な胡蝶蘭。贈り物としてラッピングも豪華ですよね!ですが…胡蝶蘭にとって、ラッピングされた環境は好ましくないんです。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は多年生の着生植物。土ではなく木に太い根を巻き付けて成長します。東南アジアの高温多湿の高い環境で育つので、胡蝶蘭の根にとって通気性のいいことが条件です。育て方として室内の温度設定は18℃~25℃が適温といわれています。

贈り物として届いた胡蝶蘭は、ラッピングで胡蝶蘭の株を蒸らしてしまいます。根が蒸れると根腐れを起こしてしまうので、出来るだけ蒸れない通気性のいい環境を整えてあげるましょう。

胡蝶蘭

胡蝶蘭の水やりも、季節によって変えます。水やりの目安は胡蝶蘭のミズゴケがカラカラに乾いてから。夏場だと1週間、冬場だと1週間くらいは水やりなしでも平気です。胡蝶蘭の花も葉も水分をしっかり含んでいますので水やりは少ない方が良いみたいです。

胡蝶蘭は根腐れを起こさなければ、花を長く楽しむことが出来ますし、水やりが少ないので手入れや育て方が簡単なんですね!直射日光を避け、レースカーテンなどの日陰が胡蝶蘭にはちょうどいいみたいですね。室内で育ててあげてください。

冬場は東南アジア出身の胡蝶蘭には厳しい環境!寒さと乾燥を避けるように育ててください。暖房の温かい空気を直接当てることも避けましょう。胡蝶蘭は空気内からも水分を取り込むようです。乾燥している室内ではたまに霧吹きなどで乾燥を防いであげるとよいでしょう。

胡蝶蘭は2回目の花も咲かせられる!

胡蝶蘭

花を楽しんだ後、考えるのは2回目も花を咲かせることが出来るのかどうかってこと!胡蝶蘭は高価なお花なのでここは慎重に!胡蝶蘭の育て方をご紹介しましょう!

2回目の胡蝶蘭の花を咲かせるには、2通りあるそう。一つは花が枯れて先の方に2~3個の花が残った状態か、完全に花が枯れ落ちた状態で、根元から4~5節のところでカットします。カットしたところから新しい芽が出てきます。花が咲くのは5か月後くらいが目安。

カットするとき、黄色くなっている節からは芽は出てきませんので、緑色の元気な節の上をカットしましょう。花を支えていた支柱もこの時に抜いてください。

胡蝶蘭は植え替えをしても、基本的に肥料はあげない方が咲きやすいとのこと。秋から冬にかけて花芽が出てくることが多いそうですが、株さえ生き続けていれば一年のうちのどこかで花が咲く可能性が!

花を咲かせることは植物にとってものすごくエネルギ―を使うこと!葉や根が元気なのに花芽が出てこないのは、花を咲かせる為にエネルギーを貯めているのかも知れませんね。花芽が出てくるように葉を楽しんで気長に待ちましょう。

花が枯れる前にカットする方法とは?

胡蝶蘭の2回目の花芽を出す方法として、花が枯れる前にカットする方法があります。株が疲れてしまう前に次の花芽を出す方法です。

節を葉の近くぎりぎりでカットします。花は花瓶などに挿して楽しみ、株はポットから出して植え替えをして花芽が出るのを待ちましょう。

胡蝶蘭

株からは花芽が4~5か所から出てきます。花を咲かせるにはエネルギーがいりますので、一番元気な花芽を残してあげるのがいいかと思います。

胡蝶蘭が花を咲かせられるまで生育する期間が約20か月。胡蝶蘭が発芽するまで約2年間かかってやっと私たちの手元に届きます。

胡蝶蘭

水やりや管理が難しくないのでほとんどほったからしですし、花を咲かせるのには難しくないのですが、胡蝶蘭の花を咲かせるまでに時間がかかるんですね。

胡蝶蘭 葉が黄色くなるとどうしたらいいのか!

胡蝶蘭

胡蝶蘭の株が元気がなくなってしまうのは、色々な原因がありますが、丈夫な葉が黄色くなるとショックですよね!葉が黄色くなるときは老化の時と病気の時。一度、葉が黄色くなるともとに戻りません。

老化が原因で1枚だけ胡蝶蘭の葉が黄色くなるのは問題がないと言えます。ムリに引っ張らずに自然に落ちるのを待つか、軽く引っ張って取れるようなら大丈夫です。

葉が同時に数枚黄色くなる場合は、ほとんどの場合が細菌が原因です。リゾクトニア菌やピシウム菌、フザリウム菌などの影響であることが多いのです。また、夏季は高温によるストレス、冬季は低温障害などで葉が黄色くなることがあります。

気を付けなければいけないのが、「軟腐病」です。葉の内部が液化し、軟化して悪臭がします。一度この病気にかかってしまうと治すのに大変です。他の株に最近が移らないように隔離し、使ったはさみは消毒します。

夏季の33℃以上になると多く発症します。気温が高くなり始めたら直射日光に当たらない室内に置き、風通りを良くし、腐敗した葉や根を取り除いて水やりを控えめにしましょう。

胡蝶蘭に寿命がないってホント?

胡蝶蘭

実は胡蝶蘭には寿命がないのではないかといううわさ!というのも、胡蝶蘭が発芽するのはフラスコの培地の中。フラスコの中で約2年間の生育期間の後、ミズゴケなどで植え替えをしてから開花処理へ進みます。

フラスコの中で育った葉は、開花の時期になっても枯れていないのです。胡蝶蘭は葉が枯れたり落ちたりして成長しているというよりも、ストレスによって疲れてしまった葉を減らし、根にエネルギーを使うなど、胡蝶蘭は自分のコンデションを考えて成長しているのだそうです。

環境さえ胡蝶蘭に合っていれば、50年でも生きるとか!しかも葉を多くし過ぎず、根も必要以上に伸ばし過ぎず、胡蝶蘭にベストな姿を保つように生きているのです…!

日本では四季があるために、胡蝶蘭は葉や根を枯らしたり、成長させたりを繰り返して生きています。日本での胡蝶蘭の寿命は最長で15年くらいだそうですが、寿命というよりも株が15年で力尽きてしまったという感じなのかも知れません。

胡蝶蘭

このことを踏まえると、胡蝶蘭は上手に育てていけば何年でも付き合っていける植物ですね。私も胡蝶蘭の環境を整えてきれいな花を毎年咲かせてほしいと思います。

まとめ

  • 胡蝶蘭は水やりに注意して直射日光を避け、室内で育てよう!
  • 胡蝶蘭は冬場は寒さと乾燥に注意!霧吹きなどで湿度も保とう!
  • 胡蝶蘭の葉が黄色くなるのは「老化」と「軟腐病」!

胡蝶蘭は調べてみたら東南アジアの個性的な植物でした。生育に時間がかかるものの、豪華な花が1か月も長持ちしますし、葉がきれいな緑色で丸くかわいいので観葉植物としても魅力的!

根腐れや葉が黄色くなることに対処して、2回目の花を咲かせられる様に育て方に気を付けていきたいです!

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