リンゴはおなじみの果物ですよね!そのまま生で食べても加熱してデザートとしても、またはカレーなどの隠し味としても優秀なリンゴ。どんな食べ方をしても美味しいのはもちろんですが「医者いらず」としても有名です。リンゴが「医者いらず」といわれる所以は、その栄養価にあると思われます。
リンゴの栄養素一覧を調べていると、セレブたちが夢中になっているあのスーパーフードよりも栄養があり、アンチエイジングに効果があるのではないかということが分かっているそうです。日本人になじみのある、リンゴの奥深さに迫ってみたいと思います。
リンゴは皮ごと食べることも可能な果物です。でもリンゴを皮ごと食べるのには少し注意が必要だったのでその理由を紹介します。
リンゴの栄養素一覧!スーパーフードの代用として超優秀!
シャリシャリとした歯ごたえがおいしいリンゴは、手軽に買えて様々な料理にも使える日本らしい果物ですよね。しかし意外なことに、リンゴは身近なスーパーフードだったことが分かっていたのです!リンゴが「医者いらず」や「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」と呼ばれる納得の栄養素一覧を調べてみました。
まずはリンゴの主な栄養と健康や美容にもたらす効果をお知らせします。
- リンゴポリフェノール…抗酸化作用が強い。生活習慣病の予防、気になるコレステロール値を低下させ血流を改善し、アレルギーを抑えるのにも効果的で美白効果もあるそう。紫外線の蓄積によるしわや表皮肥厚に有効性を発揮しているそうです。皮の近くに多くのリンゴポリフェノールが含まれています。
- ペクチン…多くの果物に含まれるペクチン。水溶性食物繊維で善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。便秘にも効果が期待できます。加熱するとペクチンの働きがよくなります。
- セルロース…不溶性食物繊維です。便の量を増やし、腸の働きを助けることが分かっています。
- ビタミンC…肌荒れを改善したり、美肌の効果に期待できたりします。リンゴには酸化型ビタミンCという加熱しても壊れにくい性質をもったものが含まれています。
- 有機酸…クエン酸、リンゴ酸といったもののことを有機酸といいます。胃腸の働きを良くして殺菌効果などの効果もあります。疲れを感じると増えているといわれる乳酸を減らし疲れを取り除きます。肩こり、腰痛の防止にも効果があると期待されています。
- カリウム…体内の塩分を排出する働きがあります。高血圧を防ぐ効果あるといわれています。
リンゴの栄養素一覧はこちら。皮付きのリンゴ100gに対しての栄養素です。
リンゴを効果的に摂取する食べ方とは!
リンゴの栄養素がわかったところで、その栄養素を効果的に摂取する食べ方がありましたのでご紹介します。料理にもデザートにもプラスできるアップルソースの作り方です。
リンゴの皮にリンゴポリフェノールが豊富に含まれていますので皮を剥かずにアップルソースを手作りしてみましょう。リンゴソースの分量です。
- リンゴ1個
- 水50ml
- シナモンスティック1本(またはシナモンパウダー少々)
- レモン汁小さじ1
①リンゴは芯を除いて細かく刻むかミキサーにかけます。すりおろしても良いでしょう。②リンゴが空気に触れて変色する前にレモン汁を混ぜます。③なべに材料すべて入れて中火でブクブクするまで煮ます。④火を弱めてリンゴが柔らかくなるまで煮つまったらシナモンスティックを取り出したら出来上がりです。
アップルソースは市販でも売られていますが、手作りすると皮入りのアップルソースが作れますので好みの濃度に煮詰めましょう。
実はこのアップルソースはオーガニック志向のセレブに人気のアガベシロップに効果が似ている上に、GI値が低いのでオススメなんです!
アガベシロップとはメキシコなどに生息しているアロエの仲間の植物からとれたシロップのこと。アガベは日本ではリュウゼツランと呼ばれています。アガベシロップは芯部分の糖分から作られているそうです。
このアガベシロップはダイエット用にセレブに愛用されているのですが、アップルソースは手軽に作れますのでまずはアップルソースで試してみるのはいかがでしょうか。
リンゴ皮ごと食べるのは注意が必要だった本当の理由とは!
リンゴポリフェノールが多く含まれているのは皮の部分。アップルソースにも皮ごと入れて作った方が効果的なのですが、皮にはどうしても農薬が…。しかし日本のリンゴの農薬については健康には害のない程度の農薬です。
防虫剤のためにギリギリのラインの農薬ですので、気にしなくてもよいのだそうです。農薬を落とす野菜や果物用の洗剤もありますが、国産の青果に関しては流水で洗うだけで十分だと思います。
どうしても皮ごと食べるのに抵抗がある方は、皮を剥いてください。皮なしのアップルソースもおいしいですし、皮ごと作るよりも色がきれいに出来上がりますよ。
一押しのアップルソースは自然の甘さで、ヨーグルトやドレッシングの材料にしてもよく合いますので試してみてくださいね。
まとめ
- リンゴの栄養素一覧はバランスがいい。
- リンゴで作るアップルソースは簡単で料理にも活用しやすい。
- リンゴを皮ごと食べるのに不安な方は無理して食べなくてもOK!
リンゴは身近にあって買いやすいですよね!いろいろな料理やデザートにアレンジしてみましょう。