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日本猫の意外すぎる種類、猫図鑑で紹介!体重の平均が気になる!

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日本猫、かわいいですよね!何だかんだ言っても素朴な日本猫がイイ!日本猫にも意外なほど柄の種類やバリエーションがあるんです。勝手に猫図鑑を作りました!良かったらほっこりしてみてください。

日本猫は丸顔が愛らしく、脚が短めでずんぐりとしたイメージです。果たして日本猫の平均体重はどのくらいなんでしょう?ダイエットした方がいい猫の体重の目安もお知らせします!

日本猫の種類とは?柄のバリエーションは?猫図鑑で紹介!

日本猫「日本猫保存会」なる団体があることを知っていましたか?日本猫はもともとネズミを捕獲することから、害獣駆除目的で飼われていました。そのため、日本猫は野外で飼われていることが多かったのですが、第2次世界大戦後にシャムネコなどの外来種の猫が外国から持ち込まれ、野外で飼っていたために、制限されないまま混血種が広まり出しました。

あまりにも生活に馴染んでいた日本猫。日本猫を品種として見ていなかったために、混血種が広まることに危機感を感じ、日本猫の種類の基準を作り、保存を呼びかけたのが「日本猫保存会」の始まりです。「日本猫保存会」は1971年に発足していますので、まだ歴史が浅いんですね。

「日本猫保存会」が「標準型」としている日本猫の特徴は、見た目だけではなく、鳴き声や性格まで設定しています。見た目はざっくりいうと丸顔、耳も丸みがある、目は少し吊り上がり、色は自由。四肢はしっかりと太く、足先は丸いこと。やっぱり日本猫は全体的に丸いんですね。鳴き声は「済んだ優美な声」、性格は「活発で従順」なことだそうです。

調べてみると日本猫にはいろいろな種類の公認被毛(ひもう)色というのがありますので、写真と一緒に紹介します。「勝手に猫図鑑」をお楽しみください。

日本猫:単色部門

単色のことを「ソリッドカラー」といいます。「日本猫保存会」では、単色の被毛と目の色の組み合わせも研究されていました。日本猫は被毛によって性格もだいたいわかるといわれていますので、どんな性格なのかにも触れてみたいと思います。

白猫

全身真っ白。目色は青、金、そして両目の色が違うオッドアイ。オッドアイは猫の場合は目の虹彩色異常症で、青目の方に聴覚障害はある場合も。赤い目を持つ猫はメラニン色素を作れないので目が赤く、「アルビノ」といわれる遺伝子の先天性の突然変異の可能性が。障害があったり、自然界では白色が目立ったりするために、白い猫は神経質でデリケート。性格にも影響があるせいか、慣れるのに時間がかかるともいわれています。オッドアイ

上の写真がオッドアイの白猫。下の写真は青目です。被毛が白いので鼻がピンクな所もカワイイ!もちろん肉球もピンク!白猫は高貴なイメージがあると思いませんか?白猫

黒猫

黒猫の基本はむらのない黒、目色は金。しかし、全身が真っ黒な日本猫は少なくなったといわれています。白い部分が一か所ある「エンジェルマーク」がある黒猫も。日本では黒猫は不吉だといわれていますが、性格は穏やかですし、人懐っこい性格のため黒猫は飼いやすいといわれています。「カラスネコ」なんてかわいくない呼び方もありますが、きりっとした瞳にメロメロですね。黒猫

灰猫

全身が灰色一色。目色は金。灰で思い出すのはロシアンブルーですね。日本猫でロシアンブルーのようなきれいな単色の灰猫はいるんでしょうか…。黒のバリエーションで、黒を薄める遺伝子を持つ猫が灰猫と呼ばれています。穏やかで寛容、頑固ともいえる性格なんだとか。灰猫

赤猫

ここでいう赤の種類の被毛は明るいオレンジ色のこと。目の色は金。オレンジに縞の入った被毛を単色という場合もあるようです。赤の縞猫は遺伝子遺伝の関係で8~9割がオス猫であるといわれています。オスが多いので、活発でやんちゃな性格の猫が多いそうです。猫

日本猫:二色部門

二色の配色は「バイカラー」ともいわれています。日本猫は背中に黒、赤、灰、縞でお腹の方が白です。「日本猫保存会」では、白い被毛が全体の4分の1とされています。バイカラーの猫は色の入り方で「ハチワレ」と呼ばれ、親しみのある柄も。外と国では「タキシードキャット」とおしゃれな呼び方もあるんです。ハチワレ猫

性格はおとなしく、温和。とても賢いか、要領が悪くおっちょこちょいかに分かれるのだとか。落ち着きがなく、じっと抱かせてもらえないなど、バイカラーの猫はマイペースなんですね。

日本猫:斑(ぶち)部門

ブチは「バンバイカラー」。地色が白で、黒などの単色がところどころに色付けされている日本猫のこと。ブチの数は2~3くらいが好ましいのだとか。目の色は金。写真は縞のブチ猫ですね。

日本猫

日本猫:三毛猫部門、混色部門

三毛猫は「キャリコカラー」と呼ばれていて、柄のバリエーションも豊富!柄の配置でなら種類が一番あるかも知れません。三毛猫はほとんどメスしか生まれてこないといわれています。白に2色入るのはメスの遺伝子しかないそうで、三毛猫のオスは被毛の染色体の異常なんです。普通の遺伝子のオスでは黒と赤が一緒にならないのだそうですよ。

三毛(キャリコ)

白地に縞のない2色ブチの配色。目色は金。海外にも人気のある三毛猫。野良猫でもキレイな毛の日本猫が多いので、海外からの観光客に驚かれているんです。三毛猫

トビ三毛(バンキャリコ)

ほとんどが白。赤や黒のブチが耳の周りや尾に配置。目色は金、青、オッドアイ。ほとんどが白いので、オッドアイになりやすいんですね。

日本猫:トビ三毛猫

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縞三毛(キャリコタビー)

白地に縞模様のある赤と黒のブチ。おしゃれな配色ですね!目の色は金。白地に縞の2色が入ります。キジトラと赤トラが混ざった模様の日本猫です。三毛猫でも淡いカラーの被毛を持つ猫もいます。

日本猫:縞三毛猫

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サビ(トーティシェル)

白がほとんどなく、黒に赤、縞、クリームなどがランダムに入っていることから、混色はパーティカラーといわれています。サビ猫のサビは「錆」を意味していますが、海外では「トーティシェル」、つまり「べっ甲」と呼ばれているんです!サビ猫もほとんどがメスで、賢い、優しい、出しゃばらない、品行方正で丈夫、気立てがイイなどとても飼いやすい性格をしています。日本猫:サビ猫

日本猫:縞部門

日本猫の縞柄にもカラーバリエーションがあるんです。ざっくり分けたら次の4つなのですが、だいたい普通に見かける日本猫の縞柄は3つになってしまっているようです。

サバトラ(マッカレル・タビー)

鯖の背の模様のような色柄なことから「サバトラ」の呼び名が付きました。ブルーグレーでキレイな色調ですね。目色は金。トラは白があってもお腹の中央にあるくらいですので、鼻も肉球も柄の色に近くなります。

日本猫:サバトラ

サバトラにも濃淡があるんですね。薄いグレーもおしゃれですが、濃い目のグレーもカッコイイですね!サバトラは青みがかかったグレーが特徴的!日本猫:サバトラ

キジトラ(ブラウンマッカレル・タビー)

キジトラは雉のメスのような色柄であることから。暗めのこげ茶色です。このキジトラが日本猫を含む家猫のルーツだといわれています。目色は金。野性味あふれるキジトラ。

日本猫キジトラ

赤トラ(レッドマッカレル・タビー)

赤茶の濃淡の縞模様の赤トラ。茶トラとも呼ばれます。オスが8~9割。

日本猫:赤トラ

オスが多いので、体格が大きく骨太。やんちゃで甘えん坊な性格です。クリーム色の赤トラもオスがほとんど。淡いクリーム色は優しい色合いですね。

日本猫:茶トラ

https://www.neko-jirushi.com

雲形(クラシック・タビー)

日本猫ではほとんど見られなくなってしまった雲形の縞猫。「雲形」ってなに?ってところですが、アメリカンショートヘアのぐるぐると渦を巻いたような柄のことを「雲形」といいます。はっきりとした雲形よりもアメリカンショートヘアがあまりにも有名になってしまったので、日本猫にも雲形という種類がいることが薄れてしまったんですね。

雲形には黒×灰の縞模様と赤×オレンジの縞模様があります。ヨーロッパでは、家猫として飼われていた縞猫はこの雲形のクラシック・タビーが多かったんだそうです。

アメリカン・ショートヘア

ジャパニーズ・ボブテイル

外国に渡って品種改良された尻尾の短い「ジャパニーズ・ボブテイル」という種類の猫もいます。日本猫のかわいさが残っていますが、脚が長くスタイルのいい猫ですね!猫図鑑にも乗っている猫です。

ジャパニーズ・ボブテイル

https://hb-l-pet.net

日本猫の種類って、こんなにたくさんあったんですね!勝手に図鑑のように紹介してみました。図鑑みたいに並べてみると日本猫の柄の違いも分かりやすいですね。

日本猫の体重の平均が気になる!

日本猫は丸みがあってずんぐり体型ですが、健康に過ごせるように平均体重もチェックしておきましょう!

猫を飼うときは多頭飼いを避けるために、野良猫を増やしてしまわないように、飼い主の責任として去勢・避妊の手術をすることも考えてあげましょう。

一般的に去勢・避妊の手術をすると、ホルモンのバランスが崩れることがあります。そのため、手術後は体重が増えてしまう猫が多いです。日本猫の平均体重をみるとき、手術する前の体重から15%増加までが猫の肥満と思っていていいようです。

ただし、成長しきるのに2年くらいかかる猫もいますので、その前に手術をしていたら基準がわかりませんよね。体重をはかるだけではなく、どんな猫が肥満なのかも知っておきましょう。

肥満猫のチェックの仕方とは?

どのくらいから肥満なのか、猫のいろいろな所を触って見ましょう。日本猫のことをメインに、チェックの仕方を書いていきますが、大型種の猫はあまりいませんので、以下のチェック項目を参考にしてみましょう。

  1. 肋骨に触れることが出来るか?
  2. 上から見たときに膨らんでいないか?(寸胴はOK)
  3. 腰がやくびれているか?

日本猫の平均体重は?

日本猫は種類がたくさんいます。日本猫の特徴から当てはまる平均的だとされる体重を覚えておきましょう。

  • オス猫:4.5㎏~5.5㎏くらい
  • メス猫:3.5㎏~4.5㎏くらい

オス猫の方が骨太でがっしりしていますので、メス猫よりも一回り大きいイメージですね。この平均体重を基準とするなら、平均体重から120%がやや肥満、140%が肥満とされています。

猫の平均体重は痩せ型を含めて3㎏~5㎏だと思っていた方が良さそうです。6㎏を超えてくると見た目からも肥満型になりますので、注意が必要です。

人間と同じように猫も年を取ってくると代謝が落ちてきます。猫にも運動をさせてあげるなど、出来ることからダイエットに取り組んでみましょう。

まとめ

  • 日本猫の被毛の柄の種類はたくさんあった!
  • 日本猫が改良された「ジャパニーズ・ボブテイル」は猫図鑑に載っている。
  • 日本猫の平均体重は3㎏~5㎏くらいが目安。

日本猫は可愛さと野性味があるギャップが魅力ですね。やっぱり癒されます。猫図鑑で紹介してみました!日本猫も太り過ぎると健康が心配です。いつまでも一緒にいられるように、平均体重を気にしてあげましょう!

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