天海祐希さんは、元宝塚歌劇団「月組」のトップスター!宝塚時代の伝説を探ってみました。相手娘役の今や公演の映像も紹介します!
天海祐希さんが石田ゆり子さんとの掛け合いが話題になった「あけぼの橋」。変わらない美貌を持つ2人の意外な年齢を調べてみました。
天海祐希さんの宝塚時代の伝説とは?相手娘役の今!
天海祐希さんは上司にしたい女性タレント1位を何度も獲得しているほど、しっかりしていて頼りがいのある女性のイメージですよね。それだけではなく、キレイな肌やスタイルなどの美しさも憧れの対象です!
天海祐希さんは宝塚時代にたくさんの伝説を残していますので紹介したいと思います。
宝塚音楽学校を首席で卒業
宝塚歌劇団の入団するためには、宝塚音楽学校を卒業しなければいけません。この学校を卒業して初めて「タカラジェンヌ」と呼ばれるようになるわけです。
宝塚音楽学校は予科(1年生)と本科(2年生)の2年制の学校。入学するだけでも大変な学校です。応募資格は15歳~18歳の容姿端麗な女性であること。
厳しい面接は3回あるんだそう。受験できるチャンスは1人4回まで。毎年多くの受験者がいますが、入学できるのは数十名のみ。
入学後は宝塚歌劇団で舞台に立つことを想定したレッスンが始まります。寮生活が義務付けられていますので、遼に帰ってもまたレッスンです。さらに、礼儀作法は徹底的にしつけられますので、並大抵の努力や気力では乗り越えられるものではないんですね。
この宝塚音楽学校を卒業するときの席次(成績)がタカラジェンヌになってもステータスとして残るんだそう。
天海祐希さんの音楽学校での席次がその学年のトップ。首席だったというのです。天海祐希さんは入学当初から群を抜いて優秀でしたので一人だけかなり目立っていたのだそうです。
宝塚音楽学校の関係者が「よくぞ生んでくださいました」と天海祐希さんも母親に対して言っていたんだそうです。将来はトップスターになることが想像できた生徒だったんですね。
入団1年目で新人公演主役に!
新人公演というのは、本公演と同じ内容の演目を入団1年目から7年目までの新人たちだけで構成し、公演を行うこと。
普通、トップ路線に進む男役の子は、この新人公演で徐々に良い役をもらいながら7年目までに1度は主役になるのだそうです。その後、本公演で所属する組の2番手、3番手の役をもらい、トップスターになるのです。
しかし、天海祐希さんは入団の新人公演1年目の「ミー・アンド・マイガール」ですでにトップの役を演じていたのです!新人公演の配役発表の時に先輩たちから「誰?」と声が上がったとか。
今は宝塚歌劇団に新しい専科が出来たので、スターシステムが違うみたいですが、1年目で先輩たちもいるのにトップを演じることは生半可な精神力では務めることが出来ませんよね。
トップスターへの道のりの早さと引き際の早さ。
天海祐希さんは所属していた「月組」のトップスターになったのは初舞台から6年半後という異例の早さ!先輩たちを差しおいてのトップスター就任はかなりの話題になったようです。
しかもトップスターになってからたった2年で宝塚歌劇団を退団することに!普通のトップスターは、5年くらい務めるのだそうですが、天海祐希さんは決断するのも早かったんですね!
天海祐希さんの相手娘役に麻乃佳世さん、森奈はるみさん、白城あやかさんがいます。白城あやかさんはタレントの中山秀征さんの奥さんです。
1995年12月、娘役の麻乃佳世さんと共に天海祐希さんは退団しました。その時の公演も、新人公演と同じ「ミー・アンド・マイガール」。
こちらの写真が、天海祐希さんの相手娘役の麻乃佳世さん。現在の写真もありました。
男役の天海祐希さんと、男役を立てるしなやかな麻乃佳世さんの公演の様子もご覧ください。2人の信頼関係もあって、同時退団を決意したのでしょうね。天海祐希さんと娘役の麻乃佳世さんの宝塚時代の映像はこちら。
https://youtu.be/tzGHO-zU8ac
フィナーレでの振る舞い
サヨナラ公演では退団するトップスターが羽を背負って登場するのが習わしになっていますが、天海祐希さんはその羽を拒否。邪魔だったのかはずかしかったのか、理由はわかっていませんが、嫌だったんですね。
フィナーレではまずファンに向けて目線を送ったり、手を振ったりするのですが、天海祐希さんは共に支えあってきた仲間たちに一番に目を向けていたのだとか。
天海祐希さんには42人の同期がいますが、姿月あさとさんや匠ひびきさんなど今でも仲が良いのだそうです。
ファンは区別しない、注意すらする。ルールも変えた!
天海祐希さんはファンに対して媚びない態度を取っていて、ファンとの交流会のお茶会でもエピソードが残っています。
その時のお茶会では司会や進行が悪いと、イベント中にも関わらずイライラしていた天海祐希さん。自ら司会進行を務めたこともあるのだとか。
写真撮影でのろのろしているファンに対して「テキパキ動きなさい。さっさと終わらせてくれればたくさんお話できるんだから」とはっきり意見を言っています。普通、言えますか?でもファンのために愛のある叱咤ですね。
退団時はパレードなどに大金を使うのだそうですが、天海祐希さんはファン全員にワイングラスを贈っています。タカラジェンヌのファンにも格付けがあって、特典が違うようなのですが、同じものを贈るという潔さもカッコイイですね!
お茶会やファンクラブはオフィシャルなものではなく、ファンが融資して運営しているものなのだそうですので、天海祐希さんはお金も時間も無駄にしたくなかったのでしょうね。
天海祐希さんはおかしいと思ったルールを変えてしまたという逸話もあります。男役は外を歩くとき、ピンで髪の毛を止めなければいけないというルールがあったそうですが、ピン不要となしにしてしまったのだとか。
ファンの出待ちを控えるように促したのもトップスターの天海祐希さん。公演終了し、タカラジェンヌが帰宅する時間がが22時を過ぎてしまうそう。その時間にファンが騒いで迷惑だったり危険だったりするので、22時以降の出待ちは禁止されたんだとか。
宝塚時代の天海祐希さんは組織の中で冷静に意見を言えてしまうので、言われた方も納得してしまいますね。
関連記事:紫吹淳のダメっぷり、ばあやとその夫の存在!実家は三洋、やっぱりお金持ちだった!
天海祐希さんと石田ゆり子さんの掛け合いが絶妙!予想外な2人の年齢!
フジテレビで放送していた、「あけぼの橋」。天海祐希さんがママ、石田ゆり子さんがチーママという設定でお客として来たゲストにおもてなししながら番宣するという番組。
スナックが設定なのでお酒を出したり歌を歌ったりと盛りだくさんなのですが、天海祐希さんの場の回し方のうまさと、石田ゆり子さんのポンコツさが可愛いと話題でした。
石田ゆり子さんのポンコツぶりはというと、「何を飲みますか?」と聞いて注文を取ったものの、コースターやマドラーを探して右往左往。薄目で注文したお酒もチェイサーほどの薄さ。
3組目のゲストでやっとおしぼりを出すことを覚え、「正月ボケ」と言われていました。お酒を緑茶で割ったりソーダで割ったりするのが不安になったゲストがビールを注文すると泡だらけ。
石田ゆり子さんの名物料理「名物ちくわスペシャル2018」を作るため、フライパンでちくわを炒めますが「火がついていない」と大慌てに。
天海祐希さんも「ネットでポンコツて書かれてたわよ」「アニキと呼ぶな」と石田ゆり子さんに注意していました(笑)天海祐希さんのツッコミも最高ですね!
この2人の掛け合いが楽しいのですが、年齢もびっくりしてしまいます!天海祐希さんが50歳、石田ゆり子さんが47歳です。石田ゆり子さんは一度離婚していますが、2人とも独身ですね。
年齢を感じさせない美しさがありますが、天海祐希さんははっきりしていて空気が読めるママ役、ポンコツが許される石田ゆり子さんのキャラの違うキャスティングが楽しい番組でした。
年齢のこともあるのでしょうが、「幸せになってほしい女性タレント」1位が石田ゆり子さん、3位が天海祐希さん。「理想の上司にしたい有名人」女性タレントでは1位が天海祐希さん、2位が石田ゆり子さん。
上司に関しては、天海祐希さんは他の調査でも不動の1位ですが、石田ゆり子さんは『逃げるは恥だが役に立つ』で部下想いのキャリアウーマンを演じたことから急上昇したようです。
ドラマが切り替わるこの時期、天海祐希さんと石田ゆり子さんの「あけぼの橋」がまた見たいです!
まとめ
- 天海祐希さんは宝塚時代の伝説が凄かった!
- 天海祐希さんの宝塚時代の相手娘役は麻乃佳世さん、森奈はるみさん、白城あやかさんなど。
- 天海祐希さんははっきりした態度が取れて、宝塚時代にルールを変えていた。
- 天海祐希さんの年齢は50歳、石田ゆり子さんの年齢は47歳。
天海祐希さんは大人気のトップスターでしたので、宝塚時代の伝説はまだまだ探したらたくさんありそうですね!女優として活躍中ですが、天海祐希さんはバラエティー番組では砕けたコメントをしていたり、自虐ネタもたまに言っていたりするので、親近感も沸きますね!
天海祐希さんがこれからのドラマでどんなキャリアウーマンを演じてくれるのか、とても楽しみです!