夏野菜のなかでも私の大好物のトマトの旬の時期が近づいてきました!イタリアンに限らず、トマトは食卓に欠かせない野菜ですよね。
近年では、トマトは年中食べられる野菜になったのですが、やっぱり夏のトマトを楽しむために美味しく保存する方法を知りたい!そこでトマトのいろいろな保存法をご紹介します。トマトは切ったらどう保存するかもお伝えします!
トマトは栄養がすごいんです!真っ赤なトマトに秘められた栄養と効果とは!そしてなぜか妊娠中に食べたくなる人が多いんです!理由とトマトがもたらすメリットとデメリットをお知らせします!
トマトにはこんな保存法がある!切ったらどう保存する?
夏の野菜、トマト!甘酸っぱくておいしいですよね!ただ冷やしただけのトマトもおかずの一品になりますしね。トマトは年中食べられるようになった野菜の一つですが、トマト本来の美味しさを楽しめるのは、やっぱり旬の時期!
実はトマトにはいろいろな保存法があるんです。料理方法や保存期間に合わせて、トマトを上手に保存しましょう!
トマトを常温での保存法
トマトは少し青い実を収穫します。赤くなるまで追熟して食べごろになるのですが、青い実が真っ赤になるまで常温でおよそ5日間ほど。気温が高ければ、真っ赤に完熟するまでの期間も短くなります。トマトの追熟に適している温度は10~15度くらいだといわれています。
常温でトマトを保存するには、気温が高くなりすぎない日陰になるところでの保存がおすすめです。トマトのヘタを下にするようにしましょう。ちなみに、トマトを真っ赤になるまで収穫せずにおくことを「樹熟」といいます。真っ赤になってから収穫する樹熟も、青い実を収穫してから真っ赤になるまで待つ追熟も、トマトの成分や甘さは変わらないとのこと。
真っ赤に熟したトマトは傷が付きやすく腐れやすくなりますので、追熟してからは冷蔵庫での保存法がいいかも知れません。
トマトを冷蔵での保存法
トマトは熟してからは常温での保存はおすすめできません。冬場の室内なら常温保存も可能ですが、暖房の効いている部屋では無論、常温保存はNGですね。
トマトは冷蔵庫の野菜室での保存が適していますね。冷蔵庫は野菜室の方が冷やす温度が和らぐからですね。袋やパックで密封する必要はありませんが、トマトのヘタは乾燥してポロポロ落ちてしまうのが嫌でしたら袋に入れた方がいいでしょう。
冷やしトマトは常温のトマトよりも甘みがすっきりしますよね。トマトだけのサラダも美味しいですし、切っただけで簡単です!トマトが完熟してから冷蔵庫で保存するのは3~5を目安に消化しましょう。トマトが痛まないうちに食べてしまいましょう!
トマトを冷凍での保存法
追熟してしまったトマト、冷蔵庫に入れても消化しきれないっ!というときには、冷凍がおすすめです。トマトを冷凍する保存法には、コツがあるのでご紹介!
冷凍する前によく水で洗って、トマトのヘタの部分とヘタとつながっている実の部分を取り除きましょう。汁が滴らないように、ラップでくるんでジップロックに入れて冷凍庫へ!
冷凍したトマトは、凍ったまま水に浸けると皮がむけます。水で湯剥き状態になるんですね!これは簡単ですよ!でも冷凍したトマトの調理法はスープやトマトソースなど限られますので、フレッシュなサラダには不向きです。
私が夏におすすめしたいのは、冷凍トマトのシャーベット!皮を剥いたトマトをフードプロセッサーにかけるだけ!何も味をつけなくてもトマトそのままの美味しさが楽しめますよ!
トマトを切ったらどう保存する?
トマトは切ったら冷蔵保存か、冷凍保存がおすすめですね。トマトの切り口に空気が触れないようにするのがポイントです。タッパーに入れたりラップをかけたりして空気に触れない対策をしましょう。
切ったトマトは風味が悪くならないうちに食べてしまいましょうね!トマトソースやトマトスープに加工したら切っただけのトマトよりも保存出来ますのですぐに調理してしまうのもおすすめです。
トマトはドライトマトとしても保存が出来ます。ドライトマトにするには時間がかかりますので、私は挑戦したことがないのですがドライトマトはパスタにしたりオイル漬けにしたり、イタリアンが簡単にできますね!
ドライトマトにするにはミニトマトが適しているようです。うま味が凝縮されるのでトマトがどうしても余ってしまったときに作ってみたいと思います。
トマト栄養がこんなに!妊娠中に食べたくなる理由!
夏野菜のトマトは栄養が豊富!言わずもがな、当然のことなのですが書き出してみることにします。
- ビタミンC
- カロテン
- カリウム
- リコピン
- 葉酸
- 食物繊維
妊娠すると食べたくなるものに、トマトも挙げられているのもご存知でしょうか。妊娠中に無性に食べたくなるもの煮は個人差があると思いますが、トマトはひんやりして口当たりがよく、程よく酸っぱくて栄養価も豊富なので安心して食べられるのかも知れませんね。
トマトに含まれている葉酸は胎児の中枢神経の形成にかかわる成分といわれていますので、妊娠中はぜひ積極的に食べたい野菜ですね!
トマトの栄養の効果効能は、妊娠している方以外でも、もちろん男性にもとても喜ばしいもの。どんな効果効能があるのか、挙げてみましょう。
- 太りすぎを防ぐ
- 血圧を安定させる
- 腸を元気にして便秘を防ぐ
- 血糖値の上がりすぎを防ぐ、糖尿病を防ぐ
- 身体の免疫力を高める
- 血管を強くしなやかにする
- シミ、しわ、たるみを防ぎ、アンチエイチング効果の期待
- がんや動脈硬化、心疾患の予防
- 赤ちゃんの免疫力を高める
妊娠中はトマトを食べたらいいことばかり!でもデメリットもあることもお伝えしなければなりません。それは、トマトが夏野菜であるために身体を冷やしてしまうこと、トマト料理の味付けによっては塩分を摂りすぎてしまうこと。
この2つは妊娠中のデリケートな女性の身体に影響を与えてしまいますので、注意してトマトを食べて欲しいです。トマトは完熟したものをピューレにして煮詰めるだけでも味付けなしで美味しいスープになります。
温かいトマトスープをたまに試してみてください。私は妊娠中ではありませんが、トマトが熟しすぎて消化に困ったときに煮詰めるだけのトマトスープをよく作っています。作りすぎたら冷凍保存できますしね。
トマトには妊娠中も栄養が助けてくれるんですね!冷えと塩分に気を付けて栄養をつけてくださいね!
まとめ
- トマトの保存法は、完熟するまでは常温、完熟してからは冷蔵や冷凍がおすすめ!
- トマトを切ったら空気になるべく触れないようにして冷蔵か冷凍が便利!
- トマトのリコピンや葉酸などの栄養は妊娠中にも効果的!
真っ赤で魅力的なトマト!保存の仕方も紹介しましたが、夏は新鮮なトマトを毎日食べたいですね!